40: ◆OopsY78p7.[sage saga]
2015/10/12(月) 23:49:18.73 ID:AyP+qI7B0
陽炎(――――――!!??)
なんというか、こう、えっと………。
店員はいないみたいで普通のお店の様に商品が並べられている。
ただそれが所謂、卑猥な雑誌や大人のオモチャと言われるものなのだ。
電気マッサージ機なんかもあるが使用方法はアレしか無いだろう、普通の物に見えるのは擬装の為でしょうね。
こういうモノがある事は知っていたし何人かの娘が持っているのは知っていた。
外出は禁止されていないが、個人が持ち帰るものはしっかりと検閲される。
そういうのが恥ずかしそうな娘も持ってたから疑問には思っていたが発信源はここだったのね。
陽炎(わ、うわぁ………)
目に入った棚に置いてある、太くて長いアレを手に取る。
こ、こんなに大きいのかしら男の人のって。
顔に血が上るのが分かるがそれから目を離せられない。
???「陽炎?アンタ珍しいわね」
陽炎「ファッ!?」
背後から声をかけられビクッとなってしまう。
叢雲「ん?どうしたの?」
陽炎「む、叢雲?」
背後に立っていたのは叢雲だった。
こんな場所だというのに非常に堂々としている、むしろいて当たり前といった雰囲気だ。
陽炎「えっと、私ここは知らなくてね。し、不知火が―――」
叢雲「ああ、成程」
皆まで言わずとも大体察してくれたらしい。
しかしこういう場所なのにいつも通り話しかけてくるのはどうなのよ!?
普通、会っても他人のフリとかしないかしら!?
叢雲「ちょっとアンタそれ!」
陽炎「な、なに!?」
私の手にあるアレを見た叢雲がいきなり大きな声を出した。
陽炎(えっ!?何!?何なの!?)
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