56: ◆OopsY78p7.[sage saga]
2015/10/25(日) 21:23:00.84 ID:TA1k+r+p0
ただ、それは一般的な場合であって私達(艦娘)の場合それは違ってくる。
私達は常に戦場に身を置いている。
その上過去の大戦の心の傷を引きずっている者も多い。
故に、正常な思考から外れてしまうことはある意味自然なものなのだ。
自身の気づかない内にそうなってしまうことも多い。
だから他の人が気づいてあげなくちゃいけないのだ。
そしてそれに尽力しているのがアイツだ。
成るべく多くの艦娘を気にかけ、近くから遠くから観察し、変化がないか常に気を付けてくれている。
だが、こと性癖に関してはアイツに頼る訳にはいかない。
当たり前だ、アイツは異性だ。
意識してアイツに隠そうとしているものを見つけるのは難しい。
それに知られるのもショックだろう、最悪悪化しかねない。
そうなれば私達だけではない、本来安全なアイツにまで危険が及ぶかもしれないのだ。
その点、陽炎はよかった。
叢雲「ホント唯の変態だったわね」
明石「そうですねー」
グッズを紹介しながらあの娘の趣向を聞いた限り大丈夫だそうだ。
過去の記憶や戦闘のそれと関係がない。
多少暴走気味ではあるが艦隊行動に危険な事はないだろう。
叢雲「それじゃお疲れ様、明石さん」
明石「ええ、叢雲さんもありがとうございました」
本来この事は明石さんの管轄で私は知らない立場だった。
私の場合、最初に問題がある状態だった。
それで明石さんに事情を一通り話されカウンセリングを受けたりもした。
問題の無い状態になってからは仕事の多い明石さんのサポートをしているのだ。
叢雲「お休みなさい」
明石「ええ、良い夜を」
私に出来る事なら何だってする。
それで仲間とアイツを守れるのなら。
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