過去ログ - 白菊ほたる「かげろう、プロデューサーさん」
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11:名無しNIPPER[saga sage]
2015/10/01(木) 23:42:02.90 ID:cI/SoD+oo
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 家に帰ってから、頬が引きつっていないか鏡で確認した。
 スーツを脱ぐと身体中の筋肉が一気に緩んだ気がした。
 布団へ倒れこんで、すぐに意識は形を崩した。

 うつらうつらとわずかばかりの時間、白菊ほたるのことを考えた。
 結局、足を止めてくれたのは彼女一人だけだった。
 彼女に電話番号を教えて、別れたあとも引き続き女子学生に声をかけまくったけれど、誰も俺の話を聞いてくれなかった。
 日が落ちて薄暗くなった辺りで交番から警察官がひょこっと顔を出したのを見て、俺はそそくさと家路についたのだった。


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