8:名無しNIPPER[saga]
2015/10/02(金) 05:19:29.28 ID:7S3kxz0Q0
百合子と エックス
グリP「百合子さん」
百合子「…はい」
グリP「七尾百合子さん」
百合子「……はい」
グリP「ここに君の親御さんから預かった君の数学の中間テストの答案があります」
百合子「………はい」
グリP「見渡す限りのペケ、ペケ、ペケ」
百合子「うぅ……」
グリP「さて」
百合子「ま、待ってください!それは本当にバツなんでしょうか!?」
グリP「というと?」
百合子「それは……そう!エックスなんです!けっしてバツなんかじゃありません!!」
グリP「ほう」
百合子「エックスは数学においてとても重要な役割をもつ文字なんですよ!」
グリP「ふむ」
百合子「エックスは色んな数をその身に秘めてるんです!つまり可能性の塊!」
グリP「へぇ」
百合子「それが無数にあるこの答案は、つまり、私の未来にはたくさんの可能性に満ち溢れているという証なんです!」
グリP「……」
百合子「だから、あの、その…」
グリP「……」
百合子「このエックスは私の、可能性、可能性だから…えっと、あの……」
グリP「それで?どうした、ほら、続けて?」
百合子「えっと、だから、このエックスはあの、その……」
グリP「……」
百合子「…………バツです」
グリP「よろしい」
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