過去ログ - 【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―2―
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12: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/10/03(土) 23:20:23.87 ID:lsqBuRsR0
エリーゼ「ど、どういうこと?」

マークス「確かにマクベスの意見に賛成する者は多いが、その多くがカムイの反逆の罪に踊らされている。不服ではあることだが、今はその幻想に多くの物が揺れ動かされているのも確かだ」

レオン「カムイ姉さんが暗夜に戻ってから最初に取り掛かった任務、フリージアの反乱平定だったよね?」

カムイ「そうですね」

レオン「その無血平定の話は反乱活動を始めようとしていた部族にも届いて、多くの部族村がその刃を納めた形になってる。実感できないかもしれないけど、姉さんの行動は多くの部族に認められてる。つまり、その姉さんが反逆を企てていたということがわかって、今起きているシュヴァリエ公国の反乱に躍動する形で動けば……」

カムイ「そんなおとぎ話みたいなことありえるんですか?」

レオン「だから言ったでしょ? これは幻想だって、そんなこと起こり得るはずもないよ。でも、保身の塊みたいな人たちは、その見えない脅威に怯えてる。マクベスもこんなことになるなんて思ってもいなかっただろうけど。現実問題、姉さんを処刑することによって地方部族が一斉決起したとしたら、シュヴァリエ公国にいる白夜軍は、すぐにでも祖国に連絡して無限渓谷から攻めてくるだろうからね。そう簡単に姉さんの処罰を決められない」

マークス「その間に、私は父上に掛け合っておく。どんな形であろうとも、私はお前をこの場所から出してみせよう。だから心配ゼスに待っていてくれ」

カムイ「そうですね、今は待つことしかできませんから。でも、あまり無茶はしないでください」


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