過去ログ - 【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―2―
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133: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/10/14(水) 14:56:17.81 ID:rpJkRFEX0
アクア「金鵄武者のあなたも来ているなんて……」

ユウギリ「御久し振りでございます、アクア王女。うふふ、予定の人物が二人も目の前にいるというのは幸先いいですわ」

オロチ「そうじゃのう。探す手間が省けたというものじゃ」

カミラ「あら、おとなしく妹たちを渡すとでも思っているのかしら」

カムイ「……」サッ

オロチ「ふっ、カムイ王女、今合図を送れば、隠れておる者たちの矢が降り注ぐぞ。うぷぷ、流石に多くの量じゃ、一人くらいは死んでしまうじゃろうが……。やりたければやるがよい」

オロチ(実際は数名の脅しじゃが、さて、どう出るかのう?)

カムイ「くっ……」スゥ

ユウギリ「理解力の高い王女で助かりますわ。罠とわかっていてこの広場に入ってくるのは、少し愚かではありますけど」

エリーゼ「ううっ、どうしよう……」

アクア「エリーゼ、今は動かない方が身のためよ。どうやら、向こうは私たちをすぐにでも殺そうと思っているわけではないみたい」

オロチ「飲み込みが早くてよいのう。さて、唐突な話じゃが、カムイ王女にアクア王女、今からこちらの旗を仰ごうとは思わぬか?」

アクア「……何を言い出すかと思えば、まさかそんなことを話すために、私たちを足止めしたって言うの?」

オロチ「うぷぷ、酔狂と思われて構わないこと、別にお主たちの返答に期待などしておらん、これもいわば流儀みたいなもの。じゃが、今こちらに付くというのであれば、すぐに反転して前線を攻撃に参戦してもらうことになる。無論、暗夜を倒すためにじゃ」

カムイ「……それは、できません。この反乱を鎮圧しなければならない理由があるんです。残念ですけど、そちらの旗を仰ぐなど――」

オロチ「そうか、残念じゃ。そなたの知り合いもこちらにおるというのに、聞く耳すら持たぬとはのう」


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