過去ログ - 【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―2―
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235: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/10/25(日) 01:17:10.82 ID:MCuPS1cL0
 シュオオオオオオオン

 ダッ

 パシュパシュパシュ

 ドサッ

 キキィン

ピエリ「!! な、なんなの……、前に何かいるの?」

???「コオオオオオオ……」ヒタッ ヒタッ

シュヴァリエ兵「……なんだ、ありゃ?」

竜「………コォォォォ」バサッ バサッ

シュヴァリエ兵「けっ、何かは知らねえが。殺しちまえば――」

竜「グオオオオオオオオオオアアアアア!」ダッ

 ブンッ 

 ブチィッ ドベチャ。グチャリ

シュヴァリエ兵「へっ?」

竜「グオオオオオオオッ」ブンッ

 グチャ ベキッ

シュヴァリエ兵「な、なんだ。なんなんだ。いきなり何なんだよ!」

竜「グオオオオオオオオオオオオオオッ」ガシッ

シュヴァリエ兵「ぐへあ……」

 グッ ボギャッ…… ビチャビチャ ボトボト グチャリッ


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

カミラ「見て、あそこ……」

リンカ「あれは、なんの光だ?」

アクア「竜化の光に似ていえるわね。もしかしてあそこにカムイが?」

カミラ「どちらにせよ、目印になるのはあれくらいよ。あそこにカムイがいると信じていくしかないわ。リンカ、乗りなさい。さすがに並走じゃ時間がかかる距離よ」

リンカ「ああ、すまないがそうさせてもらうさ。しかし、おかしなものだ。こうして暗夜の王女の竜に乗ることになるなんて思ってもいなかった」

カミラ「仲間じゃない。気にすることじゃないわ。アクアも、しっかり掴まっておきなさい。最高速で飛ばすわ」

アクア「ええ……。」

アクア(でも、あの光……。あれは通常の竜化とは違う。あれは暴走の時に似ているけど、それはあり得ないはず。だって、カムイの竜、獣としての衝動は白夜で竜石に収めた。だから、暴走することはないわ。ちゃんと肌身離さず携帯していれば―――)

アクア「! 迂闊だったわ、そんなことを見落としていたなんて……」

カミラ「アクア、どうしたというの?」

アクア「カミラ、急いでカムイを見つけましょう。取り返しのつかないことになるかもしれない」

カミラ「そのつもりよ。でも、その様子じゃ、なにか良くないことに気づいたみたいね」

アクア「ええ、でも説明をしている時間がいわ。早くしないと――」

「カムイが獣に成り果ててしまうかもしれない」



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