過去ログ - 【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―2―
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348: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/11/06(金) 23:27:46.84 ID:XuHm7AwU0
ツバキ「でも、そうはいかない。そうだね?」

カザハナ「どういうこと?」

ツバキ「難しく考えることじゃないかな。ガロン王の息子であるレオン王子が、命令に背いて俺たちを出席させなかったら、周りはどう思うか考えればいいだけだからね」

カザハナ「……それは」

ツバキ「当然、俺たちに対する目も悪くなるけど、レオン王子に対する印象はよくないものになるかもしれない。ただでさえ、レオン王子は俺達に良くしてくれてるんだから、それも重なったらレオン王子の立場としてはとってもまずいことになるはずだよ」

レオン「……できれば。とぼけてほしかったところなんだけど、僕としては出席するように頼むつもりで呼んだわけじゃないよ。サクラ王女にツバキ、カザハナも参加をしたくないというならそれでいい。無理に参加しても、いいことはないだろうからね」

カザハナ「……レオン王子はどっちがいいわけ?」

レオン「? どっちっていうのはどういう意味かな?」

カザハナ「簡単な話、あたしたちがいたほうがいいのか、いない方がいいのかってこと」

レオン「目の届く範囲にいてくれた方が安心できるのは確かだよ。カザハナは僕がいない間に屋敷の中を歩き回ってるらしいからね」

カザハナ「あ、いや、その……」

サクラ「ふふっ、一番我が物顔で歩いてる気がします。それにこの頃は―――」

カザハナ「あーっ、サクラ、それは言わないで。お願い、ね。今度、おやつに出たケーキ半分あげるから」

レオン「まぁ、自由に歩いて良いって言ったのは僕だからね。でも、確かに舞踏会の間、僕は城を離れられないからね……」



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