過去ログ - 【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―2―
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364: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/11/08(日) 22:33:07.76 ID:9VYuUSdy0
アクア「それでも参加するのね、あなたは」

カムイ「はい、といってもアクアさんも参加するんですから、特に気にすることでもないですよ」

アクア「私とあなたじゃ背負うことになる物がちがうわ。あなたはこれから多くの物を背負う場所に行こうとしてるけど、私はただ……」

カムイ「それでいいんですよ。私が背負うべき咎は、多ければ多いほどいいことなんですから」

アクア「あなたはそんなものを背負うために生まれてきたわけじゃない。本当なら、あなたは白夜で育って生きるはずだった」

カムイ「でも、今生きている私がいるのはここです。それはどんなに瞼を閉じても否定できるものではありませんから、ならするべきことを私はするだけです」

アクア「それが今言っていた終わっている準備と言うこと?」

カムイ「はい、考える道を選んだ私のすべき義務ですから。この舞踏会が終わってから少しして、大きな選択を迫られる気がするんです。それは何かをしていても、何もしていなくても私の前に訪れる。そんな気がして、なら有益になることをしておくべきだと私は思うんです」

アクア「……そう、あなたはまだ希望を捨ててないのね。でも、本当のあなたはそれを望んでいるの?」

カムイ「……さぁ、それはわかりませんよ。竜石がアクアさんの推測通り、私の負の感情を代わりに吸い取ってくれているというのなら。それを調べるすべはもうありません。なら、今の私にできるのは、あるがままに事を進める、それだけです」


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