過去ログ - 【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―2―
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455: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/11/18(水) 00:06:37.93 ID:QOfe2g8f0
ヒノカ「金鵄にか? 興味がないわけではないが……なぜ、そのようなことを聞く」

ユウギリ「わかっているのに聞くのは感心しませんわ」

ヒノカ「……だが、私には金鵄の選び方はもとより、どう駆ればよいのかもわからないんだぞ?」

オロチ「それを教えるためにユウギリがおるのじゃ。わらわもヒノカ様を支えさせてもらおうかのう」

ユウギリ「あら、オロチ。この戦いが終わった時には死んでいる予定ではなかったのかしら?」

オロチ「そうじゃのう、その予定じゃったがすこし繰越じゃな。金鵄に乗って背中から落ちるヒノカ様を眺めるのは中々に面白そうじゃ」

ヒノカ「お、お前たち……私の力になってくれるのか?」

ユウギリ「ええ、この任務を終えた次はヒノカ様の金鵄の教官になりますわ。すぐにでも、戦えるほどに鍛えて差し上げますから、覚悟してくださいませ」

ヒノカ「しかし、私にできるだろうか? これほどまでに弱い私が」

オロチ「何度もいうようで悪いのじゃが、動かなければその弱いヒノカ様のままじゃ。なに、合わないと言ってくれれば、すぐにでもわらわと同じ呪い師を目指そうではないか。遠距離から暗夜の王女を呪うのも一興じゃぞ」

ヒノカ「……すまないな、二人とも」

オロチ「気にすることではないぞ。さて、まずは白夜へと戻ろうぞ。なに、ヒノカ様なら金鵄たちもすぐに気に入ってくれるはずじゃ。そうじゃろ、ユウギリよ」

ユウギリ「ええ、そうですわね」

オロチ「湿地帯を抜けた先の海岸線ほどに、アサマとセツナが船で待っておるはずじゃ………なに、シュヴァリエの反乱がまだ完全に終わっているわけではないからのう、追っ手はあっても待ち伏せなどはさすがに……」

 ピチャン

 ピチャン

 シュオン

 シュオン

 シュオンッ

???「……」チャキッ

???「……」カチャッ

???「……」チャキッ





オロチ「……嫌な予感というのは、どうしてこうも当たるのじゃろうな?」


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