過去ログ - 【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―2―
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477: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/11/22(日) 00:10:42.02 ID:M2ckrgK40
◇◆◇◆◇◆

ルーナ「……」

ラズワルド「やぁ、ルーナ」

ルーナ「ラズワルド……」

ラズワルド「……どうしたんだい。なんだか気落ちしてるみたいだけど」

ルーナ「ちょっとね……」

ラズワルド「まだ、不安に思ってたりするのかい?」

ルーナ「そう簡単に楽観的になれるもんじゃないわ。たしかにカムイ様について行くことを迷ったりしてないけど……」

ラズワルド「じゃあ、どうして不安なんだい?」

ルーナ「私たち、役に立ててるのかなって、思うの」

ラズワルド「……」

ルーナ「私たちが知っていること、口に出せないことはわかってる。だからカムイ様のためにできる限りのことをしてあげたいって思うのは確かよ。でも、それが結果的にカムイ様の役になっているかは、わからないから」

ラズワルド「ルーナ……」

ルーナ「カムイ様は否定はしないと思う。私たちが役に立ってるって言ってくれるはずだから……。でも、本当なら私たち、戦いを回避するために動くべき立場にいるのに、言われたとおりに戦ってるだけだから……」

ラズワルド「……ルーナはカムイ様の役に立ててないって思ってるってことかな?」

ルーナ「そ、そういうわけじゃないわ。カムイ様の命令には従うし、それが今できることだから」

ラズワルド「だったらそれでいいんじゃないかな。今、僕たちにできることはカムイ様の命令に従うことだけなんだから」

ルーナ「……そうね。ごめん、また弱気になってたみたい」

ラズワルド「いいよ、それに前約束したからね。気が滅入ったりしたら、力になるって。一緒に戦いを続けてきた仲間なんだから、困ったことがあったら力になるのは当たり前だよ」

ルーナ「ラズワルド……」

ラズワルド「それに、元気な時のルーナのほうが、やっぱり可愛いからね。うん、久しぶりにこれからお茶でもどうかな?」

ルーナ「……そういうところ直しなさいよ。まるで成長しないわね、あんた」

ラズワルド「えぇ……」



【ラズワルドとルーナの支援がBになりました】



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