過去ログ - 【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―2―
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489: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/11/22(日) 21:18:48.29 ID:M2ckrgK40
サクラ「想像してたのですか?」

シャーロッテ「というよりも、昨日のこともそうだけど、サクラ様はどうして私もそうだけど、暗夜の人たちに、すぐ心を開けるのかって、すごく不思議なんです」

サクラ「……私にできることの中で、今できることは信じることだけですから。でも、信じるの意味も少し変えないといけないって思ってるんです」

シャーロッテ「信じる意味ですか?」

サクラ「はい、暗夜の人も白夜の人も、同じ人間なんです。私は暗夜の人とか白夜の人とかじゃなくて、私が信じようって思った人のことを信じたいって思うんです」

シャーロッテ「すごいお人好しね。私が、ここでサクラ様を殺しちゃう可能性だって――」

サクラ「……その時はすごく悲しいです。でも、シャーロッテさんはそんなことしないって信じられますから、昨日ダンスを教えてくれた時、とっても優しく教えてくれましたし」

シャーロッテ「そ、それは。私が素になった時に気を使ってくれたし、サクラ様がちゃんと踊れるようになればレオン様からの印象も上がるかなって」

サクラ「……素直に言うんですね」

シャーロッテ「……幻滅した?」

サクラ「幻滅はしませんけど……、大変だなって思いました」

シャーロッテ「大変よ。男が望む女性像っていう奴を追い求めるとね。まぁ、正直言えば、それを地で行ってるのはサクラ様なんだけどね」

サクラ「わ、私ですか。そ、そんなことないですよ。私……」

シャーロッテ「その仕草とか、自然にできるんだから、その気になればいっぱい男からモテるはずよ」

サクラ「え、シャーロッテさん」

シャーロッテ「決めた。サクラ様、今度の舞踏会で、いっぱい男の目を惹きつけましょう。私とサクラ様なら、楽勝ですから」

サクラ「そ、そんな恥ずかしいこと……」

シャーロッテ「そういうわけですから。舞踏会の日まで、一緒に頑張りましょうね」

サクラ「え、えっと、………はい」



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