過去ログ - 【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―2―
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592: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/12/02(水) 23:04:52.78 ID:1oNSGyk+0
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レオン「はぁ、本当に思いっきり踏んでくれたね」

カザハナ「し、仕方ないじゃない……。その足滑っちゃったんだから」

ツバキ「ははっ、離れて見てたけど、レオン王子、足に穴とかあいちゃってるんじゃないかな?」

レオン「いや、今回は特注の靴を用意したから問題なかったよ」

カザハナ「特注の靴?」

レオン「ここ、叩いてごらん?」

カザハナ「……えいっ!」

 キンッ

カザハナ「なにこれ、レオン王子の凄く堅いんだけど……」

レオン「ああ、つま先から付け根に掛けて鉄板を入れておいた、これなら本気で踵落としでもされない限りは大丈夫だよ」

カザハナ「なにそれ、あたしどれだけ信用ないの」

ツバキ「仕方無いかなー。それにレオン王子のような立場の人が、舞踏会の場で苦痛な表情を浮かべるわけにもいかないし」

レオン「そういうことだよ。でも、カザハナを他の人と踊らせるのは無理そうだ。これじゃ、何人かを医務室送りにしかねないからね」

カザハナ「ううっ、悔しいけど全く反論できない」

ツバキ「もう五回は踊ってるけど、全部致命的に足を踏ん付けてるよねー。これはこれですごい才能だよー。うんうん、僕にはとてもじゃないけどできないなー」

カザハナ「他人事だと思ってるでしょ!」

ツバキ「実際他人事だからねー」

レオン「ツバキからしたら、そうだろうね。確かにドレスを着てダンスの練習ができなかったことは僕のミスだけど、その被害を真っ向から受け止める強度はないからさ」

ツバキ「カザハナのステップって早いからねー。レオン王子も流石に見切れなかったってことかな」

レオン「残念だけど、そうなるね。それを活かせれば、カザハナも戦闘面が強くなる気がしなくもないけどさ」

カザハナ「私だって、嫌でやってるんじゃないから。わかってるでしょ、ねぇ!」

レオン「はぁ……」

ツバキ「はぁ……」



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