過去ログ - 【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―2―
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635: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/12/09(水) 00:12:42.86 ID:S8cQMjhV0
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 私の言葉にカムイの表情がわかるほどに恐れを含んでいくのがわかる。体を動かして逃れようとしているところで、両手を縄で拘束する。
 竜石は牢に置いてある、今は竜にはなれない。カムイを守るものはどこにも存在しなかった。

「や、やめてください、ヒノカさん。こんな、こんなこと、許されるわけが――」
「どうして許されないんだ?」
「そ、それは、僕とヒノカさんは、本当は家族なのに……」

 カムイにとって唯一の武器と言える発言だったのかもしれない。振り絞ったように出たその言葉、でもそれを受け入れる私はもういない。
 
「それを否定したのはお前だ。だからもう関係ない、ここにいるのはお前が欲しくてたまらない、ただの女なんだからな。ふふっ聞こえるか、お前とキスして…んっ、んあっ、私のここは、もうっ、こんなになってるんだ」

 カムイに跨りながら、自分の服へと手を入れて、女を弄る。布越しに聞こえる卑猥な音、カムイも気配で私が何をしているのか理解したのか、顔を赤くする。耳も塞げない、逃げられないカムイに私は己の発情を見せつけている。それを自覚する度に、心の底が興奮で震えていく。

「あはっ、んっ、ぃい、あっ、このところ、お前のことを思って耽っていた。簡単なことだったんだ、我慢せずに、お前を私の物にしてしまえば、よかったんだって、気付いたんだ。カムイ、あっ、キス、キスしただけで―――――っんんあああぁあああ!!!!」

 湿り気を越えた何かが手に絡みつく、はしたない姿を見られて私はとても興奮していた。私の淫らな姿をカムイに見られているというだけで、私の女は疼いて仕方無い。


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