過去ログ - 【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―2―
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◆P2J2qxwRPm2A
[saga]
2015/12/09(水) 00:43:07.57 ID:S8cQMjhV0
◇◇◇◆◆◆
跨る、すでに濡れそぼった私の場所にカムイのそれが触れるだけで響く音。カムイの顔に走る緊張に似たものは、私の中の加虐性を増長させていく。
亀頭を少し咥えこみ、そこで留まる。我慢できるかどうか分からないほどの快感が、股関節から背筋に掛けて伸びていくのを感じながら、カムイの胸に手を添えて体重を支える。
「んっ、ぅん、はぁ、ふふっ、どうだカムイ。姉のお○んこに咥えられた感想は……」
「んぐっ、や、やめてっ、くだ……さい。こ、これ以上のことは……んああっ」
「ふふっ。少し動く度に、お前の、先端だけで脈打ってるじゃないか。挿入れたいんだろう?」
「そ、そんなこと、あぐっ、ヒノカさっ……」
口で言っていいながら、その腰は少しだけ浮き始めている。心と体が離反しようとしてるのがわかって、少しだけ腰を落とす。亀頭が膣壁を開きあげるのを感じる。だけど、困ったことに私の方が我慢の限界だった。
カムイが動くまで待ちたいと思っていたが、それはうまくいかない。私は、今すぐにでもカムイを感じたかった。
「はぁ、んっ、カムイ。もう我慢できないんだ」
「だ、駄目です、ヒノカさん、正気に、正気に戻って、お願い、ですからぁ!」
懇願した声が聞こえた。最後に張り上げたカムイの意思、最後の灯。その温かみを私は手で少しばかり蔽うように考える。
まだ、カムイは私のことを気にしてくれている。その優しさで灯されたその明りを見ながら、私の口元はつり上がっている。
ああ、優しい明かりだ。
とても、温かくて、とても奇麗で、最初からこれを私にくれたらよかったのに。
親指と人差し指だけを残して、私はそのぬくもりから姿を消す。残った親指と人差し指は静かにその炎に近づいた。
カムイの最後の優しさと最後の望み。
それを
私は
摘まみ消した。
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