過去ログ - 【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―2―
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◆P2J2qxwRPm2A
[saga]
2015/12/09(水) 00:54:22.77 ID:S8cQMjhV0
◇◇◇◆◆◆
「も、もうっ……む、無理だっ…ヒノカさん」
「ははっ、いいんだ。お前の所為じゃない、私が一方的にしているだけの行為なんだっ、だから、私の中に……はぁ、んくっ、腰だって、もう、私と一緒に動いてるじゃないか……」
「こ、これは、ちがう、ちがうんだっ」
悲しみに顔をゆがませるカムイは逃げ道を探しているようだった。だったら、私が逃げ道を準備してあげればいい。
カムイの中にある否定する心を、崩すように私は言葉を綴る。
「ふふっ、出したって誰もお前を責めはしない、お前だけしかお前を責めない。そんな責任は私に押し付けてしまえばいい。実の姉に、無理やり犯されているだけなんだからな……。んあっ、また大きくなったぁ。ふふっ姉に犯されてるって、再認識して興奮してるなんて、変態じゃないか、カムイは」
「……あぐっ、ああっ、ヒノカ姉さん……」
その言葉をカムイが口にした時。その顔は一瞬だけ我に返ったようになって、そして、すぐに砕け落ちた。
憑き物が落ちたように、焦燥も後悔も、何もかもが消えてなくなったように……
「もう、我慢、できそうに、ありません……」
カムイの中にあった否定を私はどうやら一回で崩せたらしい。認識したくなかったことを私が口にしたことで、カムイの中の常識と理性が崩れたのがすぐにわかる。私が自分で時間をかけて、私を壊した時に似ている。それが堪らなくうれしく感じた。
「ふふっ、やっと姉と呼んでくれて、私はうれしいよ。ほら、ご褒美にいっぱい、出させてやるからな、私の中に。いっぱい、いっぱい出してくれ」
「ヒノカ、姉さん、気持ち、いいです。あっ、で、出るっ。ヒノカ姉さんの中に――!!」
愛おしい弟、私と同じように狂い落ちていく弟、なら私も今だけ姉に戻れる気がした。暗夜の王女がいる席を消し去って、白濁に汚れた猥らな姉として……
「ああっ、いいぞ。出してくれ、私の中に。姉に、カムイの弟ちんぽから子種を吐き出してくれぇ!」
「姉さん、くっ、うあああああっ!!!!!」
カムイの体が一瞬だけ跳ねて私を激しく貫いて、子宮に達したそれから熱いものが溢れだす。私の望んだ、カムイとの繋がり、歪んだ繋がりを示すもので私は満たされていく。
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