過去ログ - 【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―2―
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746: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/12/24(木) 01:51:10.76 ID:l3VnDCHF0
カムイ「はい、わかってます。さすがに一つの階段を使って全員移動するには時間が足りる気がしません。二手にわかれて進軍しましょう。敵は死ぬことを前提にこのような策に出ています、注意してください」

ピエリ「それはいいけど、カムイ様はどっちから行くの?」

カムイ「私たちは左の階段から進軍します。先に仕掛けますから、他の皆さんはその後に続いて来てください」

アシュラ「そうか、なら俺は右から行かせてもらうぜ、あいつが消えていったのはそっちの方角だからな」

カムイ「……しかし」

アシュラ「いきなり信じろってのは無理な話だってのはわかってる。だが、あいつだけは俺が殺る。これだけは譲れねえ」

カムイ「わかりました……。ですが、一人で行かせるわけにはいきません。カミラ姉さん」

カミラ「……わかったわ。カムイと離れるのは寂しいけど、ピエリ、リンカ」

リンカ「ああ、早いところ動き出そう。もう入口から始まった火の手が迫ってる」

カムイ「はい、次を上ったらもう下には戻れません。皆さんと合流するのは、最上階かその手前でしょう」

ピエリ「片方だけ途中止まりかもしれないの」

リンカ「ピエリ、身も蓋もないことを言うんじゃない……心配になってきたぞ」

カムイ「その時は、潔く諦めるしかないでしょう」

リンカ「諦めるな! 諦めるなよ、そこで!」

アシュラ「ふっ、変わった王女様だな。生きて上で会えたら色々話すことがある、だから死なないでくれよ」

カムイ「はい、わかっています。アシュラさんも、どうか死なないように」

アシュラ「死ぬのは怖いからな。そのつもりだよ」

タタタタタッ

カムイ「では私たちも上がることにしましょうか」


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