過去ログ - 【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―2―
1- 20
76: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/10/07(水) 23:07:16.32 ID:y3LNCXoh0
カムイ「ぐっ」

リョウマ「戻ってこい、カムイ。お前が戻るべき場所は暗夜ではない、俺たちが過ごす白夜だ」

カムイ「そ、そんなことはありません! 私は、自分の意思で暗夜に付いたんです。それを、それを否定されるわけにはいかないんです!」

リョウマ「ならば、その迷いを抱いた剣はなんだ! 俺を殺そうとも思っていない、その剣でお前は一体何を得ようとしている!」

カムイ「私は迷ってなんていません!」

リョウマ「……カムイ。俺は俺の正義を貫くことしかできない、そんな男だ。だからこそ、お前を欲している。お前が白夜の旗の下に来ること、それだけが今俺が戦う理由だ!」

カムイ「……くっ」

リョウマ「その弱い意志で、俺と戦ったこと。それがお前が負ける理由だ!」

シャーロッテ「ゴタゴタうるせえんだよ!」
 
 ブンッ

リョウマ「!」

カムイ「シャ―ロッテさん」

シャーロッテ「カムイ様、あんなやつのご託に付き合ってる暇なんてないの、わかるでしょ?」

ブノワ「シャーロッテの言う通りだ。カムイ様、俺たちが援護する。隙を突いてくれ」

リョウマ「そこをどけ!」

シャーロッテ「どくかっつーの! やっと王族関係者と知り合いになれたんだから、こんなビックチャンス逃せないし」

ブノワ「俺は仲間を守るために戦場にいる、お前が誰かは問題じゃない、仲間が危険に陥っているのなら、それを助けるのが俺の役目だ」

リョウマ「……そうか。良い部下たちだな、カムイ」

カムイ「……」

リョウマ「だからこそ、お前のその迷った剣が気に要らないな。お前は何を目指して戦っている? 何のためにここへ来た! 答えろ!」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
992Res/1008.69 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice