過去ログ - 【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―2―
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◆P2J2qxwRPm2A
[saga]
2015/10/07(水) 23:07:16.32 ID:y3LNCXoh0
カムイ「ぐっ」
リョウマ「戻ってこい、カムイ。お前が戻るべき場所は暗夜ではない、俺たちが過ごす白夜だ」
カムイ「そ、そんなことはありません! 私は、自分の意思で暗夜に付いたんです。それを、それを否定されるわけにはいかないんです!」
リョウマ「ならば、その迷いを抱いた剣はなんだ! 俺を殺そうとも思っていない、その剣でお前は一体何を得ようとしている!」
カムイ「私は迷ってなんていません!」
リョウマ「……カムイ。俺は俺の正義を貫くことしかできない、そんな男だ。だからこそ、お前を欲している。お前が白夜の旗の下に来ること、それだけが今俺が戦う理由だ!」
カムイ「……くっ」
リョウマ「その弱い意志で、俺と戦ったこと。それがお前が負ける理由だ!」
シャーロッテ「ゴタゴタうるせえんだよ!」
ブンッ
リョウマ「!」
カムイ「シャ―ロッテさん」
シャーロッテ「カムイ様、あんなやつのご託に付き合ってる暇なんてないの、わかるでしょ?」
ブノワ「シャーロッテの言う通りだ。カムイ様、俺たちが援護する。隙を突いてくれ」
リョウマ「そこをどけ!」
シャーロッテ「どくかっつーの! やっと王族関係者と知り合いになれたんだから、こんなビックチャンス逃せないし」
ブノワ「俺は仲間を守るために戦場にいる、お前が誰かは問題じゃない、仲間が危険に陥っているのなら、それを助けるのが俺の役目だ」
リョウマ「……そうか。良い部下たちだな、カムイ」
カムイ「……」
リョウマ「だからこそ、お前のその迷った剣が気に要らないな。お前は何を目指して戦っている? 何のためにここへ来た! 答えろ!」
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