過去ログ - 【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―2―
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807: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2016/01/07(木) 22:24:55.43 ID:6pu6Te7x0
貴族B「中々、うまくはいかないものですね。レオン王子」

レオン「……すまない、兄さんから話を聞いて僕の案に賛成してくれたというのに……」

貴族B「いいえ、お気になさらず。先日のカムイ王女様の式典にて、マークス王子と話をさせていただきましたゆえ、私の方がレオン王子に頼っている身ではありますので」

レオン「僕の案がたまたま貴殿の物に合致しただけだ。それにやはり農村部に住む民は白夜侵攻に賛成ではない、そういうことなんだね」

貴族B「いいえ、地方の農村部に住む人々にとって、白夜と暗夜の戦争など関係のないことですよ、レオン王子」

レオン「えっ?」

貴族B「そうですね、レオン王子がよく耳にするのは反乱をおこす懸念のある部族や、地域の方々でしょう?」

レオン「そうだね。暗夜内部で反乱がおきないように取り計らう必要がある」

貴族B「はい、それは間違っていません。ですが、レオン王子、マークス王子が気にされているのはそういった余力をもった方々ではないのです」

レオン「?」

貴族B「アの方が気にされているのは人手が足りず、自己防衛手段も乏しく、限られた大地で生きることに全力を注がなければ暮らしを維持できない、そういった方々のことです」

レオン「……」

貴族B「たしかに援助を頼めば良いというかもしれませんが、地方農村部の土地に住まう人々が、どういう境遇かは理解していると思います」

レオン「敗戦国の生き残り……だよね」


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