過去ログ - 【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―2―
1- 20
814: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2016/01/07(木) 23:54:14.87 ID:6pu6Te7x0
カザハナ「何それ、意固地なだけじゃん」

サクラ「……昔から弱さは見せないようにしてたそうです。レオンさんがまだ幼かった頃は、親族間での争いが多かったって聞きましたから。たぶん、私たちの手を今までとっててくれたのは、まだレオンさんの中で他人だったからかもしれません」

カザハナ「どういうこと?」

サクラ「その恥ずかしいことですし、自惚れてるだけかもしれませんけど、私たちはレオンさんにとって大切な人になってるんじゃないかって、そう思うんです」

カザハナ「あたしたちが?」

ツバキ「うんうん、俺もそう思うよ。それにカザハナのことだから、レオン王子に信じてるって言ってあげたんじゃないかなー?」

カザハナ「う、うん」

ツバキ「なら、信じて待とうよ。俺たちの信じるレオン王子のことさ。俺達が先に折れたら、そこで終っちゃうよ。信じて待つのって難しいことだけどさ、でも無駄にはならないはずだよ」

サクラ「ツバキさんの言う通りです。私もレオンさんを信じて待ち続けますから。その、しばらくは話し辛くなっちゃうかもしれないけど……問題が解決したら、きっとレオンさんから声を掛けてくれます」

カザハナ「サクラ、ツバキ……ありがと」

サクラ「えへへ」

カザハナ「でも……それまでのお風呂、とっても気まずい気がするんだけど」

ツバキ「それは、お互い我慢するしかないかなー」

サクラ「そ、そうですね」

カザハナ「……仕方ないか、えへへ。まぁ、我慢してあげないと」

ツバキ「カザハナは機嫌治るの速いねー」

サクラ「ふふっ、機嫌が戻ってよかったです」

カザハナ「うん」

カザハナ(きっと、大丈夫だよね……)


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
992Res/1008.69 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice