過去ログ - 【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―2―
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910: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2016/02/01(月) 23:45:35.49 ID:zJb0+Tk/0
ゾーラ「証明など必要ないこと。なぜなら、ここに来てしまった以上、皆さんには死んでもらわなければなりませんからねえ。ご心配なく、カムイ様はノートルディアで死んだと言うことにさせていただきます。後世には役に立たない王女の一人として、名を残していただきますよ。あなたの仲間たち共々ねえ」

カムイ「そうですか、私の仲間にはカミラ姉さんやエリーゼさんも含まれているんですよ」

ゾーラ「私の好きにしてよいと、言われていますからねえ。現場のことは現場が決めることですからねえ。カミラ様もエリーゼ様もカムイ様に誑かされた不幸な御方ですねえ」
以下略



911: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2016/02/01(月) 23:57:12.84 ID:zJb0+Tk/0
カムイ「レオンさん、カザハナさんとサクラさんは?」

レオン「ああ、僕の部屋に匿ってある。ゾーラが奥に消えた以上、しばらくは安全なはずだよ」

カムイ「そうですか。すみませんがレオンさん、力を貸していただけますか? ゾーラさんから話を聞かなくてはいけませんから」
以下略



912: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2016/02/02(火) 00:14:32.34 ID:aOI6mm1u0
レオン「姉さんの目がもしも見えていたら、僕は素直になれたんじゃないかって、前まで思ってた。だって、目が見えないこと以外に、姉さんに出来ないことはほとんどなかったから、僕の悩みに気づいてくれるって。僕の悩みに気づいてくれないのは、目が見えないからだって……、そんなことあるわけないんだ。ただ、僕が意固地に弱みを隠し続けてきただけで、それを姉さんの所為にしてただけなんだ」

カムイ「……」

レオン「だから、だから、僕は頼まれる側じゃないんだ。こんな弱い僕は頼む側なんだ。だから、姉さん、僕に力を――」
以下略



913: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2016/02/02(火) 00:17:32.74 ID:aOI6mm1u0
今日はここまで

 主人公はカムイ……だったはず。

 少しの間、更新できなくてすみませんでした。次かその次で、この章は終わる予定です。


914:名無しNIPPER[sage]
2016/02/02(火) 19:27:15.62 ID:tprQxEgC0
乙しちゃいましょ


915:名無しNIPPER[sage]
2016/02/02(火) 20:09:00.50 ID:dYFTdwyDO
王族×4に自ら喧嘩を売ったゾーラの勇気



916: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2016/02/06(土) 22:07:56.36 ID:gAjlaBJv0
◆◆◆◆◆◆
―暗夜王国・レオン邸―

???「」チャキ ダッ

以下略



917: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2016/02/06(土) 22:17:54.38 ID:gAjlaBJv0
カムイ「あれ、オーディンさん? どうしたんですか、いつもなら『俺の力の暴走の前には〜』とか、言うところじゃないですか」

オーディン「……俺、攻撃避けてるだけだったし」

ツバキ「そうだねー」
以下略



918: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2016/02/06(土) 22:30:06.73 ID:gAjlaBJv0
カムイ「ゾーラさんが逃げた先には何があるんですか?」

レオン「この先には庭園がある。多分奴のことだ、待ち伏せしてるだろうね」

カムイ「出来れば、相手が痺れを切らすまで待ちたいところですが。この気配だけの敵は無限に現れるようですから、罠と承知で進むしかありません」
以下略



919: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2016/02/06(土) 22:42:03.77 ID:gAjlaBJv0
カムイ「はい……でも、そうですね。今、私はレオンさんに力を貸している立場ですから――」

レオン「いや、大丈夫だよ。こっちが囮になって姉さんに裏をかいてもらおうかと思ったけど、手前で何かを仕掛けられたら、何もできなくなる。さすがに、ゾーラもそこまで馬鹿じゃないはずだ。だから、僕は姉さんのその作戦で行くことにする。陽動をお願いできるかな?」

カムイ「はい。任せてください」
以下略



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