過去ログ - 森久保乃々「蘭子さんの手は綺麗ですね」神崎蘭子「う……また、そんなことを……」
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10: ◆4hFZjWI4fWw3[saga]
2015/10/03(土) 03:12:45.82 ID:F6XWKZ5I0



事務所で一人、生腕を前にもりくぼは頭を抱えていました。

以下略



11: ◆4hFZjWI4fWw3[saga]
2015/10/03(土) 03:16:55.93 ID:F6XWKZ5I0
乃々「は い」

できるだけ、ゆっくり、はっきりと手のひらに文字を書きました。

その動作に生腕の手がびくっと動きます。
以下略



12: ◆4hFZjWI4fWw3[saga]
2015/10/03(土) 03:19:56.01 ID:F6XWKZ5I0

私の書いた文字を理解して、生腕は指で返事を返してくれました。

どうやら……上手くいったようです。

以下略



13: ◆4hFZjWI4fWw3[saga]
2015/10/03(土) 03:25:07.54 ID:F6XWKZ5I0
後から思えば、腕の持ち主が事務所のアイドルだったことは幸いでした。

いえ、腕を拾っている時点で幸いなんて一握もありえませんけど……。

外部の人、とりわけ外国人だった場合はもりくぼにはどうしようもなかったと思います。
以下略



14: ◆4hFZjWI4fWw3[saga]
2015/10/03(土) 03:33:11.13 ID:F6XWKZ5I0
それからしばらく、腕の持ち主が誰なのかウミガメのスープよろしくYes/Noパズルをした結果。



乃々「か ん ざ き ら ん こ ?」
以下略



15:名無しNIPPER[sage]
2015/10/03(土) 07:32:04.45 ID:VDzNtTxto
ホラーかよ!?


16:名無しNIPPER[sage]
2015/10/03(土) 07:43:16.50 ID:taCKyW4DO
吉良「譲ってもらえないか?」


17: ◆4hFZjWI4fWw3[saga]
2015/10/03(土) 11:16:54.92 ID:fNNl0AyN0
晶葉「おーい、乃々、乃々」

乃々「うむぅ……かえりたい……かえりたい」

晶葉「寝ながら一体どこに帰るっていうんだ……」
以下略



18: ◆4hFZjWI4fWw3[saga]
2015/10/03(土) 11:19:00.14 ID:fNNl0AyN0
晶葉「その腕がつまり、そういうことだな」

晶葉さんが言いました。

その腕……、とは私の腕ではなく、私の腕が抱きかかえている一つの生腕。
以下略



19: ◆4hFZjWI4fWw3[saga]
2015/10/03(土) 11:20:32.25 ID:fNNl0AyN0
乃々「こ、この腕を見ても、……あの、驚かないんですか」

晶葉「乃々、君が寝ている間に、大体の状況は把握した」

P「今日、あるタイミングから机の下の転送装置が使えなくなっていたんだ」
以下略



20: ◆4hFZjWI4fWw3[saga]
2015/10/03(土) 11:28:49.74 ID:fNNl0AyN0
私にも正直良くわかりませんでしたけど、現状がどういった状態なのかは、なんとなく、理解できました。

蘭子さんが撮影の仕事を終えた際に、装置を使って帰ろうとしたと同時に装置が不具合を起こしてストップして。

腕だけが事務所に生成されて、それをもりくぼが発見したということらしいです。
以下略



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