15:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/04(日) 03:26:00.55 ID:VX24KkS10
凛「μ’sはね。初めて凛が自分の全部を好きでいられる、そんな場所だったんだ。例え夢の中にしかなかったんだとしても、μ’sは凛の……」
花陽「ゆ、夢なんかじゃないよ!」
凛「……」
花陽「きっとそれは、未来の私たちだったんだよ!凛ちゃんが夢で見たことは、これから全部、本当のことになって、それで……」
凛「……ありがとう、かよちん。かよちんは、本当に、本当に優しいんだね」
花陽「そういうのじゃなくて、私はほんとに……」
凛「……」
花陽「凛……ちゃん?」
凛「……凛ね。先生に、全部教えてもらったんだ」
花陽「!!」
凛「夢で見たようにダンスを踊ったりできる体には、たぶん戻れないって……」
花陽「り、凛ちゃん、それは……」
凛「心配しないでかよちん。初めはショックだったけど、もう大丈夫だから……。それに、もっと大変なケガをしてたかも知れないのに、凛はこうやってかよちんとも話ができるんだよ?落ち込んだりなんかしてないよ」
花陽「凛……ちゃん……」
凛「だから、あの夢のことも……今は、神様からの送りものだったんだって、そう思うことにしたにゃ。せめて夢の中だけでも、凛はかよちんと一緒に、あんなに輝いて……」
花陽「凛ちゃん。私、私……」
グスッ
凛「!な、泣かないでかよちん。凛は、げ、元気だから……」
花陽「でも……!」
凛「かよちんが泣いてるのを見たら、なんだか凛まで……」
ボロボロ
花陽「凛ちゃん。凛ちゃん……」
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