46:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/04(日) 04:19:07.69 ID:VX24KkS10
絵里「夢……?」
希「あなたたちの……?」
花陽「はい」
真姫「星空さんのために何かできるなら……そう思ってアイドルを始めてみた。でも、彼女のために……っていう思いが強くなりすぎて、自分を見失ってて……」
真姫「音楽が好きだから、音楽で自分の気持ちを表現したいから—そんな一番大切な部分が、どこかに行っちゃってたの」
花陽「私は、凛ちゃんに喜んでもらいたくてアイドルを始めて……。でも、私が笑顔になれなきゃ、凛ちゃんだって笑ってくれないんだって気づいたんです」
真姫「星空さんのためじゃない。彼女に想いを届けられるような歌を歌いたいっていう、私の夢を実現するために」
花陽「ステージの上で、凛ちゃんとめいっぱいの笑顔を分かち合いたいっていう、私の夢を形にするために」
まきぱな「私たちは、スクールアイドルをやりたいんです」
絵里「……」
希「なるほど、ね」
絵里「……この前ここに来た時、あなたたちは、見るからに重荷を背負い込んでるような感じだった」
花陽「……」
絵里「一生懸命なのは話を聞いて分かったけど、だからこそ余計に危うさを感じたわ。あなたたちの抱えた重荷はそのまま、星空さんっていう子の重荷になるんだろうって……私には、それが不安だったの」
真姫「……」
絵里「でも、あなたたちが自分で考えて今の考えに至ったのなら……私はそれを否定するつもりはないわ」
花陽「生徒会長……」
真姫「……ありがとう」
絵里「……ただし、人数が足りない以上、残念だけど部活動として認めてあげるわけには行かないの。あなたたちだけ特別扱いはできないから……」
花陽「……はい」
真姫「それは仕方がな……」
???「メンバーならここにも一人いるわよ」
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