過去ログ - 提督「新しく着任した、宜しく頼む」
↓ 1- 覧 板 20
6: ◆bicgf3vUPE[saga]
2015/10/05(月) 00:36:08.38 ID:5UKeE17sO
書類の作業も一段落し、入渠場へと足を運ぶ。
確か入渠場は執務室を出て…何処だっけ…。
提督「いかん…まだ覚えていないから下手に動くと迷子になってしまいそうだ…」
案内板は無いかと歩きながらキョロキョロ見回していると、何処からか陽気な鼻歌が聞こえてくる。
提督「ん…?」
何処だ?と鼻歌を頼りに音のする方へ歩を進める。
すると音の出処へ辿り着いた。
勿論自分が何処に居るか等はわからないが。
提督「ここか…よし…」
確かめようと、意を決して暖簾を潜る。
すると広い踊り場へと出る。
部屋を囲うようにして壁際にはロッカーらしき物がある、そして正面奥の硝子の扉、つまり。
提督「ここは入渠場か…そして鼻歌は…吹雪の…」
うむ、音の原因を突き止めたのは良い、が。
何故吹雪は鼻歌を?
恐らく中に居るであろう吹雪の姿を探すが、如何せん硝子は結構曇っていて中は覗けない。
吹雪「〜〜♪」
何とも陽気な鼻歌だ、何の歌だろう。
まぁそんな事は置いといて中へと向かう。
扉に手を掛ける、その扉脇にあるロッカーに服らしき物が見えたが、遅かった。
─ガラガラガラ
提督「うおっ!結構広いのな…」
吹雪「えっ…えっ!?誰ですか!?」
提督「お、吹雪何して──…ふむ…」
バシャバシャと風呂の中で慌てていた吹雪と目が合う。
肌色が多い、いやむしろ肌色しか無いと言うべきか、吹雪は全裸であった。
提督「な…何をしているんだ…?」
吹雪「こ、これはですね…!その…!思ったより早く掃除が終わってですね…」
成程な、それで風呂に浸かっていたと。
いや、早く終わったからって入っていいかは別なんだが。
だが─
提督「いや、良いんたぞ。自分も同じ立場だったら入って居ただろうからな」
こんな大浴場だ、浸からないなんて勿体ない事は出来ない。
吹雪「そ、そうですよね…!あ……あとですね…司令官……その…」
吹雪が乙女の秘密を手で隠しながらクネクネとしている。
心なしか顔も赤い。
提督「何だ?」
25Res/20.01 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。