過去ログ - 魔王「貴様に一目惚れした」 天使「……え?」
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37: ◆uXt/gTje0u4r[saga]
2015/10/07(水) 11:55:02.17 ID:ksob1+PNO



天使「お待たせしました」


銀の盆に乗せられたのは2つの白いカップ
その中には薄紅色の紅茶が注がれており、上品な香りが鼻腔に流れ込む


天使「はい、どうぞ〜」


文字通り天使のように微笑む彼女に呆れにも似た不思議な感情が沸き上がる
仮にも一国の象徴ともなる御方がここまで親しげな態度でいいのだろうか?

本来は美徳であるはずのその世話焼きの性格も、時と場合、なにより権力の前では混乱を招いてしまう

この紅茶に口をつけても良い物かと思案していると、天使様が少し心配そうな色を瞳に浮かべ、おずおずと口を開く


天使「もしかして紅茶、お嫌いでしたか?」

騎士「いえ、そんなことは……」

天使「そうですか……? すいませんコーヒーは今魔王に買いに行ってもらっていて」


ここ最近、国の一番の問題となっている者の名を聞き、騎士は思わず顔を顰めた

あれから魔王は周囲の反対には耳を傾けようともせず天使様の側でお仕えしている

正体は帝国の召喚魔法により生み出された化け物。 ただそれだけの理由で最大級の警戒をしない理由はないだろう
もちろん国王を始め、軍のものも天使様の御付など! と、猛反対をしたが天使様が良いと言うのだからこちらもそれ以上深くは言えない

しかしその代わりの条件としてこの私、騎士を始めとした数人が魔王が危険な行動を取らないように監視するために遣わされたのだ。 もちろん天使様の身を守る役目もあるのだが

天使様のお近くの任務と緊張していたがそれもなんだかアホらしくなってしまう
これもまた天使様の御業だろうか




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