過去ログ - 魔王「貴様に一目惚れした」 天使「……え?」
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6: ◆uXt/gTje0u4r[saga]
2015/10/05(月) 11:35:03.19 ID:IxFlzc/qO

騎士「負けるわけにはいかない!!」ダッ


現れた狼のような大型の魔物の強さは尋常ではなかった
野生に生息する魔物では恐らくかなり上位に位置するほどの強さであった

その強靭な前足から繰り出される攻撃は神国兵を容易く引き裂き、口から吐かれる火炎は鎧すらも溶かした

だがそれでも神国兵は引き下がるわけには行かない
後ろには戦う能力を持たない一般市民が五万といるのだから

死ぬかもしれないという思いを抱きながら騎士は剣を握り直し、息をするのも忘れ魔物に切りかかる


騎士「はぁぁぁぁぁ!!」ザシュッ

魔物「ギャオォォォォォォン!!!」

騎士「まだまだぁー!」ザクッザクッ

魔物「ギャオオオオオオオオオ!!!」ブゥン

騎士「くっ! まずい!!」サッ


ガギィン!!!


油断はなかった
魔物から目は離さずその一挙一動は見逃すまいと気を張っていたが、まさか尻尾すらも攻撃になるとは考えが至っていなかった

鞭のようにしなるその人間の大腿のような太さの尻尾の一撃を騎士は左手に持つ盾でなんとか防ぐことに成功した



騎士「ぐぅ!? なんて一撃だ!! 盾が壊れてしまったぞ!!」ズザザザ……

魔物「ギャォォォォォォォォォォン!!!」

騎士「くっ!」




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