過去ログ - 男「ククク・・・」女(こいつ・・・ただ者じゃないみたいね・・・)
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101:名無しNIPPER[saga]
2015/10/17(土) 18:52:28.08 ID:uEMMYaFQ0
メイド「・・・お嬢様、ただいま戻りました」

機関女「ご苦労でしたわメイド。随分と時間が掛かりましたわね・・・かの御刀虎に関しての情報は見つかりましたの?」

メイド「いえ・・・申し訳ありませんお嬢様。残念ながら何一つ・・・」

機関女「・・・優秀なあなたが見つけられなかったというのなら、仕方のない事、そう気を落とさなくていいですわ」

メイド「・・・もったいないお言葉・・・」

機関女「部下の失敗の責任を取るのが、上に立つものの責務ですもの。当たり前の事を言っただけですわ・・・しかしそうなると、その御刀虎とやらは相当、『能力』に関しては熟練者ですわね・・・そういった事にめざといあなたですら・・・」

メイド(・・・部下・・・ですか・・・そうですよね。お嬢様にとっては、私は・・・)

機関女「今度、『領域』であったら常に御刀虎の動向を注意しなくては・・・メイド、どうかしたのですの? そんな憂いた顔をして・・・」

メイド「いえ・・・何でもありません」

機関女「? そうですの? あなたは『戦争』に必要不可欠ですもの。体調管理だけはしっかりしてくださいな?」

メイド「はい」

機関女「では、私は『兵器』の最終調整に入りますわ。あなたはとりあえず今日は休みなさい。何かあったらすぐに報告を。それでは」

メイド「・・・僭越ながら、お嬢様の体調は大丈夫なのでしょうか? お嬢様の方もあまり、顔色が優れないようですが・・・」

機関女「私の事は心配しなくても大丈夫ですわ。確かにここのところ、睡眠時間は3時間ほどですが、『戦争』に勝つ為ですもの。これくらいなんてことありませんわ」

メイド「ですがお嬢様・・・」

機関女「心配は結構。ともかく休みなさい。それ以上は聞く耳を持ちませんわ」

メイド「・・・はい」

メイド(お嬢様は焦っておられる・・・それほどまでに叶えたい願いがあるのですね・・・)

メイド(完成を焦るあまり、『兵器』のどこかに見落としがあって、戦闘中に不具合を起こさなければいいのですが・・・)


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