過去ログ - 男「ククク・・・」女(こいつ・・・ただ者じゃないみたいね・・・)
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108:名無しNIPPER[saga]
2015/10/17(土) 18:58:12.72 ID:uEMMYaFQ0
騎士団長「ハァハァ・・・叫びすぎて、喉が痛い・・・ふふっ、でも体は疲弊しているのに、心はまるで休日の朝のように爽やかだ・・・」

男「フフフ・・・見事でしたぜ、団長殿・・・まさか奥義・火浄乱光九白王氷双水星連破神襲剣暴剛流衝までも使えるようになるとは・・・」

騎士団長「なぁに、君の指導があったからこそだ・・・ありがとう・・・とても充実した鍛錬だった・・・」

男「カカッ、礼を言われるような事は何もしてませんぜ、まぁ俺も、うら若き美しい乙女が躍動する様をこの目に焼き付けられて光栄でしたよ・・・ククク・・・」

騎士団長「う・・・うつくし・・・」

男「・・・? 団長殿、急に顔が赤く・・・」

騎士団長「な・・・何でもない、気にするな・・・!」

男「? わかりました・・・それじゃあ俺はそろそろお暇させていただこうかな・・・技名を伝えるという行為は、思った以上に精神の疲弊が激しかったので・・・」

騎士団長「・・・うむ。わかった・・・今日はほんとうにありがとう男・・・あ、何だったら技名を教えてくれたお礼に・・・その、ウチで料理を食べて行くか? ちょうど、美味しいお肉が入ったのだが・・・」

男「い、いえ・・・流石にそこまでは結構。お礼だったらさっきの美味なお茶菓子で十分すぎるほど十分でしたぜ・・・それに、我が家には閻魔大王よりも恐ろしい女鬼がいるものでな・・・」

騎士団長「? そうか。まぁ君がそう言うなら・・・・・・ところで最近、君の身の回りで妙な事が起きなかったか?」

男「・・・妙な事、とは?」

騎士団長「ふむ、なんだか私の気のせいかも知れんが、最近どうも我々の回りを嗅ぎまわっている奴がいるらしい・・・」

男「・・・・・・ほう」

騎士団長「『冥府落し』の決行が遅れたのも、部下たちに預けている『冥府落し』に使う聖剣に傷が付いていたからなのだ」

男「・・・なん・・・だと・・・?」

騎士団長「まぁ、幸い。修復出来るレベルであったし、今は私が身に着けているから問題はないが・・・」

男「・・・『組織』か、『機関』の連中の仕業、なので?」

騎士団長「いや・・・『組織』の連中は、そんな陰湿な事はしてこないし、『機関』の連中もアレで誇り高い。武器に傷を付けるようなコソコソとした真似はしないさ。どっちの連中も、真正面から戦うのを信条としているからな」

男「・・・」

騎士団長「誰かのイタズラか、あるいは私や『騎士団』に恨みを持った者の犯行か、もしくは私の思いもよらない誰かの犯行かもしれないが・・・ともかく君も気をつけたまえ・・・まぁ君にはいらぬ心配だと思うが・・・」

男「・・・・・・心にとどめておきますぜ、団長殿」

騎士団長「うむ。君は大事な戦力だ・・・気をつけるように」





機関女「・・・・・・ふふ、とうとう、とうとう完成しましたわ!!我が『機関』の科学と禍学と機関家の長きに渡る歴史を全てつぎ込んだ『兵器』が・・・うふふ・・・この『戦争』。我々『機関』が勝利を頂きましたわよ!!!」


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