過去ログ - 男「ククク・・・」女(こいつ・・・ただ者じゃないみたいね・・・)
1- 20
167:名無しNIPPER[saga]
2015/10/30(金) 15:17:59.48 ID:DDgMIptl0
ブォォォォン!(『兵器』の駆動音)

男「ところでメイドよ、どこかあの兵器に弱点はあるのか?」

メイド「・・・首にある、人間でいううなじで当たる部分に、2本、ケーブルが走っています・・・そこを傷付ければ、確証はしませんが、恐らくあの『兵器』の動きも止まるでしょう」

男「なるほどね。じゃあ攻撃するとしたらそこか・・・」

ウィー・・・ン!(『兵器』が男達の方に向く駆動音)

男「・・・とりあえず、俺の獣で奴を食い止めるからその隙に、攻撃を頼む・・・あの『兵器』と真っ向から向かい合えるのは俺の獣くらいだろうからな・・・」

女「そうね・・・とは言っても、私達も回復したのは気力と僅かな体力・・・恐らく、剣を全力で一振りするくらいなものだわ」

騎士団長「・・・情けない話だが、私も同じだな・・・」

女「外したら、終わりね・・・」

男「・・・正直言って、俺も一人と一匹じゃあこの『兵器』には勝てる気はしないから・・・一発勝負か・・・」

女「ちょ、ちょっともう男、プレッシャー掛けるようなこと言わないでよ!」

男「気にするな女。人生だって一回きりの一発勝負だろ。それに比べれば大した事はない」

女「何いいこと言ったみたいな感じになってるのよ!」

男「ククク・・・いいツッコミだ・・・さっきまでの緊張でガチガチより、よっぽどいい表情をしているぞ・・・カカッ」

女「あっ・・・」

騎士団長「ふっ・・・どこまでも頼りがいがあるな君は・・・さぁ――来るぞ」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
432Res/492.43 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice