過去ログ - 男「ククク・・・」女(こいつ・・・ただ者じゃないみたいね・・・)
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228:名無しNIPPER[saga]
2015/11/15(日) 23:40:00.11 ID:atYND1n50
騎士団長「今日は朝からわざわざ忙しい所をありがとう、男。おかげで随分と鍛錬がはかどっているよ」

男「団長殿の頼みだし、これくらいなんともないですぜ・・・むしろ、役に立ってるか不安ではありますが」

騎士団長「ふふ、とても役に立っているよ・・・主にメンタル面で、な」

男「そうですか・・・これからも、ご要望とあれば付きあわせてもらいますぜ、団長殿」

騎士団長「うむ、頼むぞ。ほら、今日はこの前言っていた紅茶だ。飲みたまえ」

男「では、遠慮無く・・・うむ、美味い」

騎士団長「ふふ、なら良かった」

男(団長殿は本当にこの訓練が楽しそうだな・・・一生懸命技名を考えてきた甲斐があったもんだ)

男(・・・ところで、団長殿って普段何をしているんだろうか。メイドは置いといて、俺や女は高校生、組織女や組織部下女、それにお嬢もおそらく高校生だろうが・・・)

男「ちょっといいか団長殿?」

騎士団長「ん?どうした、男」

男「団長殿って普段は何をされているんです?」

騎士団長「ん?ああ、言っていなかったか。普段の私は大学生だよ。紅茶の水女子大学に通っている」

男(紅茶の水女子大って・・・日本で最高峰の女子大じゃねーか・・・)

男「前回来た時も思ったのだが・・・団長殿の血筋はいわゆる由緒正しい家系だったりするので?」

騎士団長「・・・まぁ、それなりにな。自慢に聞こえるかも知れないので言わなかったが・・・親が色々とうるさくてね、中学も高校もいわゆるお嬢様学校に通っていたよ」

騎士団長「それに大学も、親が女子大以外行かせんとか言い出してね・・・まぁいわば、世間知らずのお嬢様というやつさ。勿論機関のお嬢ほどではないけれども」

男「ほほう・・・しかしその割には、随分と口調はクールというか、男っぽいというか・・・」

騎士団長「・・・まぁ一応理由はあるのだ。自慢にもならないが、どうも私は同姓から頼られる事が多くてな・・・回りが女子ばかりだからか、男の子役を求められるというか・・・言いたい事がわかるか?」

男「まぁ、なんとなくは・・・」

騎士団長「うむ・・・さらに文化祭や体育祭では、何かと男装をさせられる事が多くてな・・・ならばいっそ男の子役に徹してやろうと思い、気付いたらこんな口調になってしまっていたのだ」

男「・・・団長殿も大変でしたな・・・しかし・・・それではさぞかし女子からモテモテだったでしょう?」

騎士団長「うぐっ・・・なぜ分かる・・・」


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