過去ログ - 男「ククク・・・」女(こいつ・・・ただ者じゃないみたいね・・・)
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230:名無しNIPPER[saga]
2015/11/15(日) 23:42:15.45 ID:atYND1n50
一時間後。

騎士団長「剣裂双皇襲護一覇破翼舞剣!! ふぅー・・・こんな所だろうか」

男「ですな・・・俺もそろそろ、用事に行かなきゃならんので」

騎士団長「ふむ・・・お疲れ様だ。楽しく、そしていい鍛錬だったぞ」

男「ククク・・・なら良かったですぜ・・・では」

騎士団長「・・・あ、いや、ちょっと待ってくれ男」

男「・・・なんです?」

騎士団長「その・・・言うのが遅くなってしまったが・・・この前は助けに来てくれて本当にありがとう。改めて礼を言わせて貰う」

男(この前、ああ、お嬢達との戦闘の事か)

男「いいえ、お礼を言われるような事は何も・・・(実際、俺はほぼ全部、他力本願だったしなぁ)」

騎士団長「何を言う。君が来てくれなければ、私達は間違いなく死んでいた。君は命の恩人なのだ。何度お礼を言っても言い足りないくらいだ」

男「ククク・・・団長殿。俺たちは仲間でしょう?助け合うのは当然の事。逆にそれでお礼を言われても困りますぜ?当たり前の事を当たり前にやっただけの事ですからな」

騎士団長「でも・・・」

男「とにかく、それ以上は言いっこ無しにしましょうや。美しい乙女のピンチに駆けつけるのは、男の義務であり、そして男にとって最大の喜びなんですぜ?」

男「まぁ助けたからと言って、お礼や金銭を要求するような勘違いした馬鹿は、男の風上にも置けませんが。だから、それ以上のお礼はいりませんぜ」

騎士団長「・・・美しい・・・乙女・・・」ポー

男「・・・団長殿?」

騎士団長「・・・はっ。す、すまない男・・・ちょっとぼーっとしてしまって・・・」

男「カカッ、構わんよ団長殿。ぼーっとする団長殿は中々可愛かったですぜ?」

騎士団長「か、かわっ・・・君は何を・・・年上をからかうんじゃないっ」

男「?別にからかった訳ではないですが・・・」

騎士団長「え、ええい!ともかく一旦口を閉じろ男!まったく君という奴は・・・君はという奴はまったく・・・もうっ!」

男「・・・フフフ、そうやって頬を膨らませている所も子供みたいで可愛いですぜ」

騎士団長「っ・・・あの、だから・・・っ・・・」

男「・・・ん?団長殿、顔が真っ赤ですが・・・」

騎士団長「っ・・・ええい、そこになおれ!君には男女交際のあり方というものを教えてくれるっ!」

男「だ、団長殿・・・?急に何を言い出すんです・・・?その、俺には用事があるのですが・・・?」

騎士団長「うるさーい!嫁入り前の女に向かって、そうほいほい可愛いだの綺麗だのと宣って・・・!そんな口の軽い男が我が『騎士団』にいるなど、神が許しても私が許さん!」」

騎士団長「ともかく君にはお説教だ!大体この前だって君は、仮にもその時はまだ敵であったメイドにも散々綺麗だとか美人だとか言ってた!そうやって甘い言葉で幾人もの女を騙してきたんだろう!?」

男「だ、団長殿、落ち着いて・・・!」

騎士団長「これが落ち着いていられるかー!!たっぷり指導してくれる!」

男(・・・すまん、組織女。ちょっと遅れるやもしれん・・・)


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