過去ログ - 男「ククク・・・」女(こいつ・・・ただ者じゃないみたいね・・・)
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282:名無しNIPPER[saga]
2015/11/23(月) 22:35:32.71 ID:y4KXJWGf0
組織部下女の鷹型の獣「・・・ピューヒョロロロー・・・」

男「よぉ、一週間振りくらいか?またよろしく頼むぜ」

組織部下女「・・・男さん。戦場へ行く前に一つ聞く事があります」

男「ん?どうした組織部下女よ?」

組織部下女「・・・先程組織女さんが言いましたよね。あなたは無能力者だと」

男「お、おぉ。言ってたな・・・ったく、あいつも大分まいってたみたいだな、あんな訳の分からん事を言い出すとは・・・気持ちは分からんでもないが」

組織部下女「私、失礼ながらさっきから男さんの力を実は探っていたんですが・・・男さん、あなたは本当に何の力もないただの一般人ですね」

男「く、ククク・・・何を言い出すかと思えば・・・まぁそう勘違いするのも無理はないさ・・・なにせ、俺の隠形術は超高レベルだからな。そう判断してもしょうがな・・・」

組織部下女「・・・正直に言って下さい」

男「ククク・・・何を正直に言えと?俺の血筋か?隠された力か?それとも俺の過去の闇に触れたいのか?カカッ、残念ながら、いくら今から共に戦場へ向かうお前であってもそれをペラペラ喋る訳には・・・」

組織部下女「・・・」

男「あの・・・組織部下女さん・・・?なんで俺を睨んで仰る・・・?」

組織部下女「・・・」

男「・・・なんか、喋ってくれ・・・その・・・そういう無言のプレッシャーには俺、弱くてだな・・・それにほら、早く戦場に行かないと団長と女が・・・」

組織部下女「・・・本当の事を喋るまで、私の獣の背中に乗せませんよ」

男「・・・ええい!分かったよ言ってやる!ああ、そうだ。俺は無能力者。どこにでもいる普通の学生だ。だからなんだ。今更危険とか言うなよ?」

組織部下女「・・・ええ。今更何も言いません。むしろ無能力者なのにこの『戦争』に関わってなお堂々としているその勇気に、惚れなおしまし・・・」

男「・・・うん?なに、最後まで言ってくれ」

組織部下女「こ、コホンコホン!なんでもありません!ともかく、それが確認したかったんです!それに今、私は自分の願いが間違っていない事を改めて確信しました・・・あと、『騎士団』のお二人には黙っておいてあげますから」

組織部下女(今日一日一緒に居て、あの二人はかなり勘違いしてるってわかったしね)

男「・・・そうしてくれると、助かる。ここまで来たらもう、俺は戻れんのでな。とことん突っ走るつもりでいるさ」

組織部下女「はい、わかりました。私もとことん男さんの手助けをさせてもらいますね」

男「・・・お前には、いつも助けてもらってばかりだな」

組織部下女「いいえ、そんな事は」

男「この戦いが終わったら・・・また今度一緒にメシでも食おうぜ」

組織部下女「い、いいんですか?二人っきりで?」

男「いや、別に二人っきりとは言ってないが・・・まぁ組織部下女がそうしたいっていうのなら俺は構わんぞ」

組織部下女「・・・はい!二人っきりでぜひ行きましょう・・・!よし、それじゃあ私の獣の背中に乗って下さい!行きますよ!」


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