過去ログ - 男「ククク・・・」女(こいつ・・・ただ者じゃないみたいね・・・)
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315:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 03:20:58.15 ID:tBBPnlM60
――フワッ・・・


男(組織女がそう言った瞬間、一瞬俺たちの回りに光が差したように見えた)

男(そして、ふと空を見上げると、そこには何か布のような物がヒラヒラと落ちてくるのがわかった)

騎士団長「あれが、聖遺物という・・・奴なのか?」

女「みたい・・・ですね」

男「聖骸布、か・・・?」

メイド「流石ご主人様、名称には詳しいですね」

機関女「ただの布にしては、神々しく見えますもの。間違いないでしょう」

組織女「へぇー・・・アレが願いを叶えてくれんのか・・・まぁ興味ねえけどな」

組織部下女「ですね、私も、あまり・・・なにか物凄いパワーみたいなものを感じますけど・・・」


――フワッ・・・フワッ・・・ヒラリ・・・


男(そして、それは、ゆっくりゆっくり舞い降りてきて・・・やがて、団長殿の両腕に収まった)

男(この街に引っ越してきてから、色々あったが・・・)

男(女と出会って、団長殿とも出会って・・・『戦争』に巻き込まれて・・・)

男(この一ヶ月ほどは・・・長いようであっという間だった・・・とても濃い時間だったと思う。それもようやく終わるのだと思うと、感慨深い)

男(俺も、これでやっと『戦争』から降りられると思うと・・・正直ほっとする)

男(もう、正直。命のやり取りは懲り懲りだ・・・まぁ、俺の妄想が実現したみたいで楽しかったが、それでも俺はやはり一般人。組織女が言ったように、まともに立ち会えば紙みたいに吹き飛ばされて終わりだ)

男(だから、これがちょうどいい塩梅、引き際という奴なんだろう)

男(正直、これ以上はボロが出る気がする。何せ味方以外の全員に、俺が無能力者だとバレてるという冷静に考えたら意味わからん状況だし・・・)

男(それにこれ以上『戦争』に関わったら、マジで命がいくつあっても足らんしな)


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