過去ログ - 男「ククク・・・」女(こいつ・・・ただ者じゃないみたいね・・・)
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329:名無しNIPPER[saga]
2015/12/05(土) 09:00:33.10 ID:BDw3p8bw0
機関女「・・・奴は何らかの勢力に加担、あるいは奴一人で勢力だったのでしょう。奴が騎士団長を刺した事がその証拠ですわ」

メイド「ですね。本来、一般人がどんな武器を持とうと、私達に傷を付ける事は不可能ですから。それがどんな名刀であろうと、です。奴もまたこちら側だったという事でしょう」

男「つまり、『戦争』はまだ続いているという事か・・・でも、それだったらおかしくないか?あの聖骸布が降りてきた=『戦争』終結って事じゃないのか?」

機関女「・・・あるいは、この『戦争』の行方を判定している某か・・・それが聖人なのか、宇宙の意思なのかあるいは神様なのか・・・それはわかりませんが・・・そう言った存在すらも、奴は上手く騙し仰せたという事なのでしょうね」

組織部下女「ずっと、自分の実力や『能力』をひた隠しにし、自分が有利になるよう工作して、この機会を伺ってたという事なのですね・・・」

組織女「・・・そういう事なんだろうな。あたしだって『召喚の儀』に細工されてるとは夢にも思わなかったしよ」

男「団長殿も『冥府落し』とやらに使う聖剣に、いつの間にか傷を付けられたと言っていたな・・・なんという卑劣漢だ・・・いや、あいつは女だけども」

女「そう言えば前。私と男が二人で帰ってた時も、一瞬、さっきのアイツのような気配を感じた気がするわ」

機関女・メイド・組織女・組織部下女「・・・」

女「な、なによあんたら!変な目で私を見て!・・・でも今思えば、アレも威力偵察って奴だったんでしょうね。さっきも1番手強い騎士団長をナンチャラって言ってたし・・・ったく、舐められたものね」

男「だが、奴の下した判断は悔しいが間違っていないだろう。俺たちの実力は団長殿を下回っている事は事実なのだ・・・残念ながら、な(というか、俺は最弱なのだが・・・)」」

女「・・・まぁ、それは否定出来ないけど・・・でも、やるしかないでしょう?というか、どうしたの?そんなに弱気で。いつものあんたらしくないじゃない」

男「・・・そう、だな。俺らしくなかった・・・所で、作戦はどうする?」

女「そうね・・・奴がタワーの屋上に居るからこっそり近づく事も出来そうにないし、、なおかつ団長も人質に取られている以上・・・結局、正面から戦いを挑むしかないのかしらね」

男「・・・それしかない、か・・・ん?なぁ、女よ。ところでアレは・・・」

キラッ(落ちている何かが光る)

女「え?あ、アレは・・・聖剣!きっと、団長が置いていったのよ!これで『冥府落し』が出来るわ!これならきっと、あいつに勝てるわよ!」

男「ふむ、一縷の希望を残していってくれたか・・・流石だな、団長殿は・・・」

女「よし、じゃあ早速あいつの所へ・・・!」

組織女「少しは落ち着けてめーは。心配なのは分かるが、さっきから急いだってしょうがねえって何回も言ってんだろうが」

機関女「そうですわよ女さん。人質として団長さんの身を拘束した以上、すぐに殺しはしないでしょう。それにあなた方『騎士団』は身体能力の高さが売りではないですの?そう簡単にあの団長さんが死ぬとも思えませんわ。少しくらい休んだらいかが?」

メイド「休憩なさるという事でしたら、瞬間移動装置を使って、お屋敷からお飲み物でもお持ちします。少々お待ち下さい」

組織部下女「あ、じゃあ私も付いていきます。何か出来る事があればお手伝いさせてください」

女「・・・あんた達・・・そうね、そうさせてもらうわ」

男「・・・」


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