過去ログ - 男「ククク・・・」女(こいつ・・・ただ者じゃないみたいね・・・)
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334:名無しNIPPER[saga]
2015/12/05(土) 09:05:19.01 ID:BDw3p8bw0
男(その後、3分ほど抱きついていたメイドは、急にハッとした表情になると、顔を赤くして何やら慌てた口調で、お屋敷に忘れ物があるとか早口で行って、瞬間移動装置で消えてしまった・・・)

機関女「あ、男さん・・・一人ですの?」

男「おう、なんか知らんが一人になってしまった・・・『兵器』の整備は終わったのか?メイドからそうしていると聞いたが」

機関女「はい、今終わりました・・・先ほどのキメラ戦で、全エネルギーを注ぎ込んだのは早計だったのかも知れませんね・・・某かの余力を残していれば、騎士団長さんが刺されたのを防げたかと思うと・・・」

男「それは・・・いいよ。今更だ。未来の事なんて、誰にも分かりゃしないんだからよ。逆にお嬢があそこで余力残すような事してたら、キメラを倒しきれなくて死んで

たかも知れんのだし。お嬢が気に病む事じゃねえさ」

機関女「はい・・・未来は誰にも分からない、ですか・・・そうですわね」

男「?」

機関女「ところで男さん。戦いの前に暗い話では士気が下がってしまいますから・・・明るい話をしてもいいですの?」

男「うん?なんだお嬢」

機関女「じ、実は・・・私、一週間後が誕生日ですの」

男「・・・ほう、そうなのか。それは知らなかった。すまんな・・・うむ、ならば誕生日プレゼントを用意せねばな、俺のオススメの超邪気眼で超中二病な小説100冊とかでいいだろうか?」

機関女「い、いえ結構ですの・・・ただ、メイドがその日、私の誕生日パーティーを開いてくれるらしいですの。今まではメイドがケーキやプレゼントを用意するだけのささやかな物でしたが・・・あ、いえ。それも当然嬉しかったのですが・・・今年は華やかにやろうと言い出しまして」

男「・・・そうか、いいじゃないか。お前ら二人が仲いいと、なんか俺も嬉しいぞ」

機関女「ええ、貴方には感謝していますわ・・・ただ、パーティーと言っても私とメイドの二人だけじゃ寂しいものがあるでしょう?」

男「まぁ、だな。というか、それはパーティーと言えるのだろうか・・・」

機関女「で、ですわよね?ですわよね?ですから、その・・・男さんも来て貰えませんか?そ、そっちの方がメイドも喜ぶと思いますし・・・私も、男さんには改めて、メイドとの仲を取り持ってくれたお礼を言いたいですし・・・」

男「うむ・・・それならば、『騎士団』のみんなも『組織』のみんなも呼んで、盛大にやろうではないか」

機関女「・・・え」


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