過去ログ - 男「ククク・・・」女(こいつ・・・ただ者じゃないみたいね・・・)
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351:名無しNIPPER[saga]
2015/12/12(土) 13:31:44.27 ID:q8oQxg8s0
男「・・・」

女「だけど・・・大丈夫よね、男・・・?私達、きっと勝てるわよね・・・?あんたが居れば、きっと・・・きっと・・・お願いだから、大丈夫って言って・・・」

男(・・・・・・)

男「・・・なぁ、女よ」

女「なに・・・?」

男「さっきから、抱きついてくれて嬉しいはずなのだが・・・その、お前の胸の辺りの感触が非常に寂しいのだが・・・」

女「・・・っ!!う、う、うるさいわね!!こんな時になに言ってんのよこのバカッ!!」

ばしーん!(男を叩く女)

男「ゴフッ!?・・・こ、この短時間で2度目のビンタは・・・きついぜ・・・」

女「あんたが悪いんでしょ!?人のコンプレックス刺激して、こんな時なのに、まったくもうっ!!」

男「く、ククク・・・ああ、確かに俺が悪かった・・・だが、いつもの強気なお前が戻って来てくれて、俺は嬉しいぞ・・・」

女「・・・!」

男「戦う前から弱気になっていたら、勝てるものも勝てないからな・・・・・お前に気力を取り戻して欲しくて、ついそういう事を言ってしまった、許してくれ」

女「男・・・」

男「ククク・・・それに、俺とお前は約束していただろう?この後に遊ぶと、その時ならば、存分に甘えていいぞ?先ほどまでのお前は、中々に庇護欲が刺激されて新鮮だったからな・・・」

女「・・・あ、あんた・・・覚えててくれたの?正直、この連戦で私自身忘れかけてたし、お流れになると思ったのに・・・」

男「ふっ、覚えているのは当然だ。俺は約束は守る男だからな・・・だから、先生をぶっ倒して、団長を取り戻す。そしたら遊ぶぞ。連戦のストレスと鬱憤を晴らす為に、朝までどんちゃん騒ぎしようではないか・・・カカッ」

女「・・・うん!」

男「ククク・・・やっと笑ったな。女、お前の笑顔は、やはりいつ見ても素晴らしい。元気が出るよ、本当にな」

女「〜〜〜っ!・・・う、う、うるさいわね、こ、この・・・バカ・・・///」

男「・・・ところで女よ。『冥府落し』とやらについて、説明してもらっていいだろうか?俺も断片は知っているが、この期に及んで認識の齟齬や理解不足で失敗など、笑い話にすらならんからな。悪いが頼む」

女「そう言えば、一度も説明した事なかったわね・・・オッケー。この際だから、全部説明してあげるわ」

・・・・

男「なるほど・・・そういう原理か・・・ククク」

女「ええ、だから、作戦としては・・・・・・・・・・って感じになるわ・・・毎度毎度、あんたにそういう役目を押し付けて申し訳ないけど・・・勿論、そうなる前に

先生を倒せれば1番いいんだけどね」

男「だな・・・まぁ、もし俺がそういう役目を担う事になっても、お前は気にしなくていい。そういうのは、俺の役目だ」

女「・・・うん。悪いけど、お願い・・・それとさ、男・・・結局あんたって・・・」

男「?何か言ったか、女よ?」

女「・・・ううん、なんでもないわ!さぁ行きましょ!最終決戦よ!」

男「・・・おう!」

男(約束・・・か・・・)


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