過去ログ - 男「ククク・・・」女(こいつ・・・ただ者じゃないみたいね・・・)
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名無しNIPPER
[saga]
2015/12/24(木) 19:36:09.70 ID:pokMPvGe0
男(『冥府落とし』とは、今までこの『戦争』で散っていった人たちの能力や想いの残滓をかき集め、その全てを剣に乗せる・・・その威力は凄まじく・・・文字通り相手を冥府へと落とす・・・それが『冥府落し』だと女は言っていたな・・・)
男(ならばちょうどいいだろう。俺のような嘘つきの行く所など、どうせ冥府にきまっているのだからな・・・遅かれ早かれどうせ行く・・・その時が来ただけの事だ・・・そして俺を冥府へと誘う技名が『冥府落とし』とは・・・ふふっ、これも我が運命という奴だろう・・・ククク・・・)
男(・・・はっ、マジで病気だな。俺のこの中二妄想も・・・死ぬ寸前だってのに・・・自分で自分に呆れるぜ・・・)
女「あ、あんたごと撃て・・・って・・・ねぇ男!!訳わかんない事言ってないで、早くどきなさい!!本当に撃っちゃうわよ!?」
男「あぁ、それでいい。それで構わない。さっさと撃て・・・!!」
女「・・・あんた、さっきから正気!?死にたいの!?なんで離れないのよ!!」
男「・・・俺がこうして引き付けてる間なら、確実に『冥府落とし』は当たる!!そうするのが1番いい!!だからそうしているだけだ。躊躇などいらん!!」
女「ば、バカ言わないで!!あんた、あたしが信用出来ないの!?大丈夫だから、ちゃんと当てるから!!さっさと、距離を取りなさい・・・!!」
男「信用とかそういう話ではないさ。これは確率の問題・・・そして、俺とお前との約束、盟約を果たすためだ」
女「約束・・・って」
男「言っただろう?お前を守ると・・・この方法が1番確実にお前を守れるんだ」
男「俺は約束を守る男・・・お前もそう言ってくれただろう?俺を約束一つ守れないような男にしないでくれ」
女「・・・あんた・・・なに、言ってんのよ・・・」
男「ただ、この後お前と遊ぶ約束は守れそうにないが・・・まぁアレだ。お前を守る約束をした方が早かったし、なによりここでどちらとも死んでしまったら意味がないからな・・・しょうがないと思って諦め――」
女「――だから・・・さっきからあんた、なに言ってんのよ!!!」
男「・・・」
女「なんで・・・なんでそんな事言うのよ・・・ねぇ、さっきからあんたの言ってるそれは何かの前振りでしょ?何かの作戦なんでしょ?それとも、敵を騙すにはまず味方からって奴?そうなんでしょ?ねぇ・・・」
男「・・・悪いが、違う」
女「嘘よ!!私には思いつきもしない作戦をもう考えついてるのよね!そうでしょう!?」
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