過去ログ - 男「ククク・・・」女(こいつ・・・ただ者じゃないみたいね・・・)
↓
1-
覧
板
20
374
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/12/24(木) 19:38:37.80 ID:pokMPvGe0
男「女よ・・・いいのだ、これで・・・お前も今、俺に幻滅したであろう?今まで散々くっちゃべってきた俺の言葉の殆どは妄想だったのだ・・・俺のような嘘つきとなど・・・金輪際関わりあいになりたくないであろう?」
女「・・・」
男「だから、この状況はちょうどいい塩梅、嘘つきに相応しい結末という奴なのだ。今まで騙してきた奴の手によって俺は死ぬが、代わりに『戦争』は終わり、団長殿も助かり、そしてお前は俺のような妄想野郎との関わりが切れる・・・」
女「・・・」
男「お前が俺を巻き込んで『冥府落し』を撃つ事は、プラスになることはあっては、マイナスになる事は一切ないのだ。気兼ねすることはない。わかったら早く『冥府落とし』を――」
女「・・・いやよ・・・」
男「・・・女っ!まだ俺が何かを隠しているとでも思っているのか!?わかってくれ!俺は本当に何の能力もない、ただの・・・」
女「違うわ・・・ごめん、男・・・私本当は、心のどこかでわかっていたの・・・本当は気付いていたの・・・」
男「・・・!?」
女「だって、ヒントは沢山あったものね・・・あんたは決して、私達の目の前で戦おうとはしなかった・・・キメラの時だって、かわすだけで攻撃はしなかったし・・・不良にだって、力があるとは言え、あんな殴られっぱなしになる訳がないもの・・・それにあんたは怪我の回復も遅かったし・・・」
女「あんたが無能力者って事、私本当はわかってた・・・だけど、そんな事あるはずないって・・・その疑問を握りつぶしてたの・・・だって、あんたは・・・私の心の支えだったから・・・」
男「・・・俺が、心の支え・・・・」
女「あんたが居たから、戦ってこれた・・・あんたが居たから、私は強くなれた・・・それにあんたは自分の事を嘘つきって言うけど、何度も私達の事を助けてくれたじゃない!!」
女「お嬢との戦いの時はギリギリの所で来てくれたし、キメラの時なんか、あんた無能力者なのにあんな化物に丸腰で立ち向かったじゃないの!!」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
432Res/492.43 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 男「ククク・・・」女(こいつ・・・ただ者じゃないみたいね・・・) -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1444095991/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice