過去ログ - 男「ククク・・・」女(こいつ・・・ただ者じゃないみたいね・・・)
1- 20
392:名無しNIPPER[saga]
2015/12/24(木) 19:59:58.23 ID:pokMPvGe0
女「・・・っていう感じで、私と男と、『冥府落とし』を撃ったんですけど」

騎士団長「ふむ」

女「冥府落としを撃った事で、巨大化した先生の胸に大きな穴を開けたのはいいんですが・・・」

騎士団長「ふむふむ・・・」

女「多分、ちょうどそこに先生は聖骸布を持っていたと思うので・・・」

騎士団長「う、うむ・・・」

女「もしかしたら聖骸布も、『冥府落とし』によって消し飛んじゃったかも知れないです・・・」

騎士団長「・・・そ、そうか・・・」

・・・・

女(ど、どうしよう男・・・騎士団長がっくり来ちゃってるよぉ・・・)ボソボソ

男(まぁ、そりゃあな・・・こんだけ苦労して、何のご褒美もなくちゃあ・・・落胆どころの話じゃないだろ・・・)ボソボソ

女(な、何とか誤魔化せないかしら・・・願いは叶わないけど、これまで送ってきた日々は私達にとってそれ以上の宝物なんじゃないですか、団長!?とか言って)ボソボソ

男(今時中学生が考えたストーリーでも、そんなありきたりなセリフでシメないぞ女よ・・・)ボソボソ

騎士団長「・・・なぁ、男、女、こっちへ来たまえ」

男・女「は、はい!」

スタスタ(騎士団長の元へ歩いて行く男・女)

男・女(何されるんだろう・・・)ドキドキッ

騎士団長「君たち・・・」

男・女「・・・」ドキドキッ

ぎゅう(二人を抱きしめる音)

騎士団長「・・・実はな、私の願いは叶っているんだよ」

男・女「え・・・?」

騎士団長「私の願いはな・・・お姫様扱いされることだったんだ。なにせ昔から何かと集団のリーダー役や、頼りにされる事が多かったからな・・・だから囚われた私を、助けに来てくれた二人を見た瞬間に、私の願いは叶っていたのだ・・・なにせ、まるで憧れていた囚われのお姫様のようだったからな・・・」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
432Res/492.43 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice