過去ログ - 【ラブライブ!】真姫「壁ドンマスター西木野」
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1: ◆VJRQu9X6ME
2015/10/06(火) 18:10:45.07 ID:LLVL95dMo
ラブライブのSSです。短いです。

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2: ◆VJRQu9X6ME
2015/10/06(火) 18:23:27.64 ID:LLVL95dMo

壁がドンというから壁ドンなのだな、なんてしょうもないことを考えた。

あまりに緊張していて、脳の大部分が緊張しろという命令をだしていたので、それくらいしか考えることができなかった。

以下略



3: ◆VJRQu9X6ME
2015/10/06(火) 18:41:21.72 ID:LLVL95dMo
私がにこちゃんを壁際に追いやり、にこちゃんは少しおびえたように小さくなっている。
私は壁に手をついたまま、そちらに重心を移しているが、汗でいつ手が滑るか分からない。


その体制のままどれだけ時間が経っただろう。
以下略



4: ◆VJRQu9X6ME
2015/10/06(火) 18:55:56.86 ID:LLVL95dMo
きょろきょろ。

視点が定まらない。

嫌な汗はどんどん分泌されていき、実際に壁についた左手が滑ってバランスを崩しかけた。
以下略



5: ◆VJRQu9X6ME
2015/10/06(火) 19:04:20.66 ID:LLVL95dMo
今日の練習が終わり、μ’sの他のメンバーが帰った後の部屋。

私もにこちゃんも着替えを終え、にこちゃんから部屋を出ようとしたところを、呼びとめた。

なによ、とにこちゃんが怪訝そうにこちらを見てきた。
以下略



6: ◆VJRQu9X6ME
2015/10/06(火) 19:11:09.54 ID:LLVL95dMo
言った後で失言に気づき、訂正しようとしたが、なんだかまんざらでもない様子だったので、
日頃たまっているにこちゃんへの思いをつい暴発させてしまい、ふらふらとにこちゃんに近づいて壁ドンをしてしまった。

後悔の念でいっぱいだ。

以下略



7: ◆VJRQu9X6ME
2015/10/06(火) 19:18:15.90 ID:LLVL95dMo
そうこう考えている間にも、気まずさが二人の間に蓄積されていく。

私は耐えられなくなって、

真姫「こ、この後どうするんだっけ……」
以下略



8:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/06(火) 19:18:38.18 ID:CKtCsCaxo
京太郎は出ますか?


9: ◆VJRQu9X6ME
2015/10/06(火) 19:21:43.45 ID:LLVL95dMo
にこ「どうしたの? 私に告白でもしたかったの?」

私の脳内で、告白、という言葉が何度も反響した。私がいつも、心で唱えていた言葉。いつもあと一歩躊躇われる行動。

にこ「……なに、真剣な顔してんのよ。まさか本気……」
以下略



10: ◆VJRQu9X6ME
2015/10/06(火) 19:24:01.64 ID:LLVL95dMo
にこ「その表情、反則なんですけど」

にこちゃんはぼそりと呟く。

と、壁際から離れて私と距離をとる。
以下略



11: ◆VJRQu9X6ME
2015/10/06(火) 19:27:05.60 ID:LLVL95dMo
にこちゃんは私を壁際に追いやり、左手を壁についた。

ドン、と言う音よりも、自分の心拍の方が大きい気がした。

私を見つめるにこちゃんが唇を動かし、そうであるはずの言葉を、私の待ちわびていた言葉を紡ぎだす――。


12: ◆VJRQu9X6ME
2015/10/06(火) 19:32:12.18 ID:LLVL95dMo
にこ「私、真姫のことが――」

心はもう、燃え上がっていた。

聞かずとも分かるその言葉。
以下略



13: ◆VJRQu9X6ME
2015/10/06(火) 19:35:45.57 ID:LLVL95dMo
空気が凍りついた。
いや、元から無音だったはずなのだが、それが殊更意識された。

真姫「……ぷっ」

以下略



14: ◆VJRQu9X6ME
2015/10/06(火) 19:38:33.40 ID:LLVL95dMo
にこちゃんは、そこではっと目を見開いた。

にこ「……聞いた?」

真姫「ばっちり」
以下略



15: ◆VJRQu9X6ME
2015/10/06(火) 19:42:12.93 ID:LLVL95dMo
つやつやの髪のいい匂いをかぎ、にこちゃんのあたたかさを肌で感じた。
にこちゃんも、こちらを抱き返してくる。
柔らかい感覚と、甘いにこちゃんの視線が、早鐘を打っていた私の心臓を落ち着かせる。

真姫「もう一回、壁ドンさせてくれないかしら?」
以下略



16: ◆VJRQu9X6ME
2015/10/06(火) 19:44:08.67 ID:LLVL95dMo
真姫「でもこれだけは言わせてほしいわ」

にこ「なによ」

真姫「にこちゃんは私だけのものだからね」
以下略



17: ◆VJRQu9X6ME[sage]
2015/10/06(火) 19:44:50.74 ID:LLVL95dMo
お読みくださりありがとうございました。
saga忘れてた……


18:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお迭りします[sage]
2015/10/06(火) 19:53:42.60 ID:VHBydILUO
きれいなにこまき


19:名無しNIPPER[sage]
2015/10/06(火) 19:57:55.05 ID:9XUMH/1aO
おつつ


20:名無しNIPPER[sage]
2015/10/06(火) 21:40:02.52 ID:kSCIoFdEo
ゴミ過ぎ
にこまき馬鹿にしてんだろカス
二度とスレ立てんな


21:名無しNIPPER[sage]
2015/10/06(火) 22:06:07.59 ID:c79R2syAO
>>20
IDがカス


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