過去ログ - 【ラブライブ!】真姫「壁ドンマスター西木野」
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◆VJRQu9X6ME
2015/10/06(火) 19:04:20.66 ID:LLVL95dMo
今日の練習が終わり、μ’sの他のメンバーが帰った後の部屋。
私もにこちゃんも着替えを終え、にこちゃんから部屋を出ようとしたところを、呼びとめた。
なによ、とにこちゃんが怪訝そうにこちらを見てきた。
以下略
6
:
◆VJRQu9X6ME
2015/10/06(火) 19:11:09.54 ID:LLVL95dMo
言った後で失言に気づき、訂正しようとしたが、なんだかまんざらでもない様子だったので、
日頃たまっているにこちゃんへの思いをつい暴発させてしまい、ふらふらとにこちゃんに近づいて壁ドンをしてしまった。
後悔の念でいっぱいだ。
以下略
7
:
◆VJRQu9X6ME
2015/10/06(火) 19:18:15.90 ID:LLVL95dMo
そうこう考えている間にも、気まずさが二人の間に蓄積されていく。
私は耐えられなくなって、
真姫「こ、この後どうするんだっけ……」
以下略
8
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名無しNIPPER
[sage saga]
2015/10/06(火) 19:18:38.18 ID:CKtCsCaxo
京太郎は出ますか?
9
:
◆VJRQu9X6ME
2015/10/06(火) 19:21:43.45 ID:LLVL95dMo
にこ「どうしたの? 私に告白でもしたかったの?」
私の脳内で、告白、という言葉が何度も反響した。私がいつも、心で唱えていた言葉。いつもあと一歩躊躇われる行動。
にこ「……なに、真剣な顔してんのよ。まさか本気……」
以下略
10
:
◆VJRQu9X6ME
2015/10/06(火) 19:24:01.64 ID:LLVL95dMo
にこ「その表情、反則なんですけど」
にこちゃんはぼそりと呟く。
と、壁際から離れて私と距離をとる。
以下略
11
:
◆VJRQu9X6ME
2015/10/06(火) 19:27:05.60 ID:LLVL95dMo
にこちゃんは私を壁際に追いやり、左手を壁についた。
ドン、と言う音よりも、自分の心拍の方が大きい気がした。
私を見つめるにこちゃんが唇を動かし、そうであるはずの言葉を、私の待ちわびていた言葉を紡ぎだす――。
12
:
◆VJRQu9X6ME
2015/10/06(火) 19:32:12.18 ID:LLVL95dMo
にこ「私、真姫のことが――」
心はもう、燃え上がっていた。
聞かずとも分かるその言葉。
以下略
13
:
◆VJRQu9X6ME
2015/10/06(火) 19:35:45.57 ID:LLVL95dMo
空気が凍りついた。
いや、元から無音だったはずなのだが、それが殊更意識された。
真姫「……ぷっ」
以下略
14
:
◆VJRQu9X6ME
2015/10/06(火) 19:38:33.40 ID:LLVL95dMo
にこちゃんは、そこではっと目を見開いた。
にこ「……聞いた?」
真姫「ばっちり」
以下略
15
:
◆VJRQu9X6ME
2015/10/06(火) 19:42:12.93 ID:LLVL95dMo
つやつやの髪のいい匂いをかぎ、にこちゃんのあたたかさを肌で感じた。
にこちゃんも、こちらを抱き返してくる。
柔らかい感覚と、甘いにこちゃんの視線が、早鐘を打っていた私の心臓を落ち着かせる。
真姫「もう一回、壁ドンさせてくれないかしら?」
以下略
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