過去ログ - モノクマ「学級裁判!!」KAZUYA「俺が救ってみせる。ドクターKの名にかけてだ!」カルテ.6
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◆takaJZRsBc
[saga]
2015/10/12(月) 21:16:45.15 ID:v8LW3hd60
葉隠の部屋のインターホンを鳴らすと、すぐに扉が開いた。
大和田「……センセイか」
K「その男にいくつか聞きたいことがあってな」
部屋の中には神妙な顔で座る葉隠と、見張りをしていた大和田と桑田がいた。
現在は二人一組で見張りをさせているが、葉隠はそこそこ大柄なので腕力に自信があるメンバーを
中心に組む必要があった。そのうち、KAZUYAは緊急時に備えて見張りに回す訳にはいかないため、
現在は大神・江ノ島、大和田・桑田、十神・霧切、大和田・石丸の四組で順番に見張りをしている。
「…………」
「…………」
はっきり言って彼等は疲れていた。
半数近くが見張りにつけないためすぐ順番になる。その上、今でこそ大人しいが始めのうちは
葉隠も騒がしかった。自分は無実だと訴えたり、逆にキレて訴えてやると怒鳴ったり、さながら
ヤクザの取り調べのようだったと言う。その相手をするのはさぞかし大変だったろう。
大和田に至っては率先してKAZUYAの分を代わりに引き受けてくれたため、申し訳なかった。
桑田「まったく……まーだ認めねーんだぜ? 往生際が悪いったらねえよ」
葉隠「やったのは俺じゃねえ。容疑は否認するべ!」
ふてくされたように座る葉隠に、KAZUYAはつかつかと近寄る。
K「……事件に関していくつか聞きたいことがあるのだが」
葉隠「黙秘権を発動させてもらう!」
K「全て正直に話すことがお前を救うことになってもか?」
葉隠「う……帰ってくれ。なにも話すことはねえ!」
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