過去ログ - モノクマ「学級裁判!!」KAZUYA「俺が救ってみせる。ドクターKの名にかけてだ!」カルテ.6
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18: ◆takaJZRsBc[saga]
2015/10/12(月) 21:43:40.99 ID:v8LW3hd60

葉隠「あ、あぁ……」

K「ではな。次に会う時は学級裁判だ」


もう、KAZUYAは振り返らない。


葉隠(大丈夫だ。バレてねえ……)

K(クロだな。わかりやすい程に――)


KAZUYAは長年の経験と勘から葉隠の嘘を鋭敏に読み取っていた。
しかし、それにも関わらずKAZUYAの表情が浮かばれることはない。


(この事件はあまりに謎が多すぎる。ただクロを明らかにするだけでは駄目だ)

(――大事な真相を見失ってしまう。そんな予感がする)


               ◇     ◇     ◇


モノクマ「やっほ〜い!」


保健室に戻ったKAZUYAをモノクマが明るく出迎える。
その背後では苗木と石丸、不二咲が引き攣った顔を浮かべていた。


K「何の用だ」

モノクマ「いや、午後には捜査時間開始のつもりだからさ。その前にちょっとした連絡だよ」

K「何?」

モノクマ「まず、葉隠君はボクが見張っておいてあげるよ。だって、裁判に失敗しちゃったら
      これが最期になる訳だし? 全員揃ってお昼ごはんを食べさせてあげようという
      ボクの優しさ。ボクってなんて優しいクマなんだろう。感動したっ!」

「…………」


モノクマは勝手に一人で盛り上がっているが、KAZUYA達は無感動に眺めていた。




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