過去ログ - モノクマ「学級裁判!!」KAZUYA「俺が救ってみせる。ドクターKの名にかけてだ!」カルテ.6
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773: ◆takaJZRsBc[saga]
2016/07/10(日) 23:07:34.01 ID:AEgeATiF0

江ノ島「なにこれ?」

石丸「ヨウ素液を使った実験と言えば澱粉反応が有名だが、まさか澱粉ではないだろうしな」

朝日奈「あ、その実験知ってる! ジャガ芋を切って液をつけるんでしょ?」

苗木「小学生の時にやったね」

桑田「あー、そういやガキの頃にやったようなやってないような……」

K「実はそれで正解だ。この二つのガーゼのうちこちらは俺の血が、もう一つは安広のオペの時に
  拭いた“安広の血”が付着している。液はこのガーゼに残った澱粉に反応しているのだ」

大神「何だと?!」

不二咲「そんな、どうして……?」

K「血糊に使われる成分は主にコーンスターチなどの澱粉質で、そこに食紅や化学色素を加える」

苗木「そうか! だからガーゼに残った澱粉質に液が反応して色が変わったんだ!」

十神(そういえば……いつもは医学の棚しか行かない奴がこの間珍しく美術や
    舞台の棚を見ていた。血糊の成分を調べていたのか……と言うことは……)

十神「待て。貴様、まさか傷の向きだけで真相を見抜いていたのか?!」

K「いや。傷の向きはあくまでその傾向が強いと言うだけで絶対的なものではない。
  錯乱して何度も自分を刺した患者を見たが、その中には縦向きの傷もあった。
  逆に横向きに刺されたケースもあるにはあるしな」

葉隠「一体どんな状況だべ……」

大和田「ハード過ぎんだろ……」

舞園「なら、どうしてわかったんですか?」

K「気付いたのはオペの時だ。傷口が妙な腫れ方をしていた」

石丸「な……?! 刺された患部が炎症を起こして腫れるなんてそんなの当たり前じゃないですか!」

K「そうだな。本当に僅かな違いだ。普通の医者ならまず気付かんだろう」


K「――だが、俺にはわかる!」




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