過去ログ - モノクマ「学級裁判!!」KAZUYA「俺が救ってみせる。ドクターKの名にかけてだ!」カルテ.6
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◆takaJZRsBc
[saga]
2016/07/25(月) 23:53:10.19 ID:h9/Mp8rv0
「恐らく頭脳労働はわたくしより上の十神君が、今まで何度もチャンスがあったのに
動かなかった。それで十分ですわ。結局の所、わたくし達は超高校級の天才であっても
超高校級の犯罪者ではありませんから」
「わたくしが思うに、このメンバーで最も脱出に近い存在はジェノサイダーさんではないでしょうか?
あの時は突発的に動いて十神君に目撃されてしまいましたが、彼女がその気になれば誰にも
目撃されず証拠も残さず通り魔的な犯行を行うのは容易いはず。彼女は殺しに慣れていますしね」
「アッハッハッ! 見事なプロファイリングだね! 流石は超高校級のギャンブラーだよ!」
実を言うとモノクマ自身同じように考えていた。
余程のチャンスがなければ十神は動かない。もはやセレスに期待するしかないのだ。
しかし、だからと言って学級裁判が成り立たないような事件は困る。
学級裁判は彼が考案した、このコロシアイ学園生活の核と言っても良いシステムなのだから。
「いやー、気持ちはわかるよ? でもボクが直接手を貸すのは流石にマズイかなーって。
推理が不可能になると学級裁判の意味がなくなるし」
「ならば、最低限推理が可能な事件を起こし、あなたは直接手を貸さなければ良いのです。
必要な物はモノモノマシーンに入れてくだされば、わたくしの才能で引き当ててみせます」
「ワオ、自信満々だね!」
「この程度の運もなくて、殺人など出来るはずもないですわ」
「フフ、じゃあ今思いついたとっておきの作戦を授けようかな!」
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