過去ログ - モノクマ「学級裁判!!」KAZUYA「俺が救ってみせる。ドクターKの名にかけてだ!」カルテ.6
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85: ◆takaJZRsBc[saga]
2015/12/20(日) 22:46:35.43 ID:L1tXx6Pe0

石丸「西城先生!」

K「……あ、あぁ。お前達か」

大和田「どうしたんだよ。保健室はいいのか?」

K「俺も少しは現場を見た方が良いだろうと、葉隠を連れて朝日奈達が戻ってきてくれてな。
  ちょうど十神も来たし、保健室は彼等に任せて出てきたのだ。山田の様子はこれで見れるしな」


そう言うと、KAZUYAは目を閉じた山田が映っている電子教員手帳を見せる。


K「俺はもうあらかた見た。美術準備室をよく見ておけ」

霧切「ドクター、それは?」


霧切はKAZUYAが何かの紙束を大事そうに抱えているのを見咎める。


K「……山田の描いた漫画だ。ゴミ箱に捨てられていた」

舞園「酷い……誰がそんなことを?」

腐川「大方自分で捨てたんじゃないの? あたしだって書いた原稿が気に入らなかったら捨てるわよ?」

K「それはないと思いたいが――」

「……?」


原稿を見つめるKAZUYAの瞳は暗い。とても暗い。彼等もそれ以上は聞けなかった。


K「とにかく、俺は現場に向かう。……また後でな」


未だ傷心の抜け切れていないKAZUYAだったが、足取りは確かに美術室から出て行った。




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