過去ログ - モノクマ「学級裁判!!」KAZUYA「俺が救ってみせる。ドクターKの名にかけてだ!」カルテ.6
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974: ◆takaJZRsBc[saga]
2016/09/23(金) 01:22:16.75 ID:E5yquGR60

「勿論! 興味は持ってますよ。前に怪我をした時、何か情報が手に入らないかと思って
 わざわざ帝都大系列の病院に行ったんです。そうしたら、幸運なことに僕の
 担当医がドクターの大学時代の同期でして。色々話を聞かせてもらいました」

「それはツイていたね。それで、もうドクターK本人には会ったのかな?」

「いえ、本当はすぐにでも会いに行きたかったんですけど、僕のようなゴミクズが
 近付いたらあの人の希望がくすんでしまう気がして、まだ直接は会っていないんです」

「……毎日、離れた所から見てはいるんですけどね」


青年がボソリと呟く。その目に光はない。


「成程。だから会いに行く口実が出来て幸運、ということだね?」

「はい!」

「君の目から見て、彼はどうだい?」

「素晴らしいですよ! 彼からは希望が溢れている。基本的に他人と関わりたがらない超高校級の
 生徒達と少しずつ距離を近付けているし、何よりあの“奇跡の”クラスともう仲良くなるなんて」

「やはり君もそう思うか」


青年の言葉を聞いて仁も満足げに頷く。


「ええ。あのクラスは特別ですからね。特別なクラスに特別な先生。この二つが合わさった時、
 僕が望むどんな絶望にも負けない絶対的な希望が生まれる。そんな気がするんです」

「誰よりも希望を渇望し追い求める君がそこまで言うのなら、そうなのかもしれないな」


仁は何かを確信するようにもう一度頷いた。




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