過去ログ - ココア「チノちゃんと 春夏秋冬 一巡り」
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2: ◆TRlrzze.TS.Q[saga]
2015/10/07(水) 01:24:22.97 ID:CDZ4hBuv0
チノ「……なかなか見つかりませんね」

ココア「だね。見つかったらラッキーって感じみたいだし」

ココア「見つからなくても、しょうがないよ」

チノ「……ところで、ココアさん?」

ココア「うん?」

チノ「ど、どうして、さっきから私のすぐ近くで探してるんですか?」

ココア「チノちゃんの近くなら、何となくすぐに見つかるんじゃないかなぁって」

ココア「ほら。私、チノちゃんと一緒にいる時が一番幸せだから」

チノ「そ、そういう問題じゃなくてですねっ!」


チノ「ほら、ココアさん。早く離れて下さい」

チノ「このままじゃ、私も探しにくくてしょうがないですし」

ココア「あっ!」

チノ「……はい?」

ココア「チ、チノちゃん……見つけちゃった」

チノ「……そ、それは」

ココア「う、うん。四つ葉のクローバー、だよね」

チノ「……そ、そんな」

チノ「ココアさんに、先に見つけられてしまうなんて」

ココア「ううん、きっとこれって」

ココア「チノちゃんが、すぐ近くで一緒に探してくれてたからだって思うんだ」

チノ「……!」

ココア「だ、だから、えっと……チノちゃんのおかげで」

ココア「私の幸せも叶うんじゃないかなって」


チノ「……コ、ココアさんの幸せって何ですか?」

ココア「え?」

チノ「わ、私も、ほんの少しだけ気になります」

チノ「も、もしも、その幸せが……誰かに迷惑をかけてしまうものだったりしたらダメですし」

ココア「……チノちゃん」

チノ「で、ですから! その幸せって一体――」


ピトッ


チノ「……!」

ココア「……これが幸せだよ」

ココア「って言ったら、やっぱり怒っちゃうかな?」


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