過去ログ - ココア「チノちゃんと 春夏秋冬 一巡り」
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34: ◆TRlrzze.TS.Q[saga]
2015/10/11(日) 00:25:09.94 ID:rxp5McY20
チノ「え……?」

チノ「わ、私、そんなにココアさんことを話してたんですか?」

メグ「え? 気付かなかったの?」

マヤ「いつも、『困ったココアさんです』って何度も聞かされてきたけどなー」

チノ「……わ、わわっ」カアァ

チノ「お、覚えがありませんでした……不覚です」



――その頃・ココアたちの学校



ココア「それでね、千夜ちゃん。チノちゃんったら、ひどいんだよ?」

ココア「いつもつれない態度とる癖に、こっちに来たいのが分かりやすすぎるし」

ココア「言ってることと態度が、全然違うの。それじゃ、私だって困っちゃうよ……可愛すぎて」

千夜「ふふっ。ココアちゃんはチノちゃんが本当に好きなのね」クスッ

ココア「うん! 大好き!」ニコッ

ココア「あーあ……せめて、もう少し素直になってくれたら」

ココア「もっとたっぷり、チノちゃんを抱きしめてあげられるのになぁ」

千夜「ココアちゃんったら」



――放課後


ココア「やっほー、チノちゃん」

チノ「……コ、ココアさん?」

ココア「マヤちゃんとメグちゃんは帰ったかな?」

チノ「さ、さっき別れました」

ココア「そっかー。私も、チノちゃんたちの邪魔はしたくないし」

ココア「良かった。それじゃ、一緒に帰ろっか」

チノ「……もしかして、待ち伏せしてました?」

ココア「……」

ココア「何のことかな?」ニコッ

チノ「そうですか、やっぱりとぼけてますね」


ココア「……うーん」

ココア「この桜並木、綺麗だねー」

チノ「そ、それは認めます」

チノ「ところで、どうして手を繋いでるんですか?」

ココア「え? チノちゃんが繋ぎたかったんじゃないかなって」

チノ「は、離してください」

ココア「力込めてないし、離れたいならいいよ? ……私が寂しいけど」

チノ「うっ……」

ココア「それじゃ、いこっか」ニコッ

チノ「……コ、ココアさん」


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